白い吹雪ではなく桜色の吹雪が待ち遠しい今日この頃です。
さて2月というのは
「寒桜」が見ごろを迎え始める季節でもあります。
そろそろ寒桜が見ごろを迎えるかと思っていたある日の朝、
その日は雪が降った日でした。
そんな言葉が頭に浮かんだ私は、
Nikon D500と70-200mm F2.8 FL VRだけを持ち、
都内某所に向かいました。
手持ちの中で最も防塵・防滴への信頼性が高いからです。
ですが理由はそれだけでなく、
望遠レンズでどうしても撮りたいものがあったのです。
寒桜と撮りたい、その被写体の名は…。
枝と枝、花と花の間を縦横無尽に飛びまわり、
その嘴を花粉で黄色に染める緑色の小鳥。
スズメよりも小さい鳥であるため、
望遠レンズの用意が欠かせません。
場所にもよりますが、
70-200mm、100-400mmなどの望遠レンズがあれば、
メジロをしっかり大きく撮れるでしょう。
最近はライトバズーカと形容される、
軽量な望遠レンズも増えており、
そうしたレンズを持ってきている方々もこの日はいらっしゃいました。
寒空の下、元気よく飛びまわるメジロ。
足先の冷たさを忘れ、こちらも無心に撮影を続けます。
お食事中すいません。
メジロという鳥は本当にアクロバティックです。
またこちらが構図を考えている時間をくれるわけでもないので、
ある程度動きは予想できても、
自分が思うような写真を撮れるとは限りません。
一瞬一瞬を大事にしながら、集中し、撮っていきます。
寒桜とメジロの組合せを狙いに今の季節のうちに出かけるのは、
とてもオススメです。
春の桜の季節の前に、
ちょっと練習くらいの気持ちで気軽に出かけてみましょう。
今の機材で十分臨めるのか、
試してみて、
やっぱり違うカメラボディやレンズを買い足し、
あるいは買い替えるのがベストなのか。
今のうちならじっくり考えることができます。
ちなみに見ごろを迎えた寒桜であればこのような写真が撮れます。
この時は晴天だったこともあって、
まるで春のような暖かな絵柄です。
春にバッチリ桜(メジロもぜひ!)の写真を撮るために、
いまのうちにちょっと、
寒桜を撮りに出かけてみませんか。
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