猛暑も過ぎさり、やっと涼しい日々が戻ってきたように感じます。
気持ちよく撮影に行ける季節がやってきた!と思っていたのですが、秋雨前線の影響で気候にも恵まれず、写真を撮りに行くタイミングを逃してばかり。
たまたま雨が止んだ日があったので、散歩がてら近所の小さな遊園地へ遊びに行きました。
普段であればしっかりとしたカメラを持っていくのですが、今回は機材を軽くしたい思いもあり、コンパクトデジタルカメラ「Nikon COOLPIX A1000」をチョイス。
一般的なコンパクトデジタルカメラを使用するのは実に数年ぶりかもしれません。
スマートフォンの技術が向上して影が薄くなってしまったコンパクトデジタルカメラですが、スマートフォンでは撮影することの出来ない世界を映し出すことができ、まだまだ活躍の場はあると感じました。
Nikon COOLPIX A1000は広角24mm相当から超望遠840mm相当をカバーする光学35倍ズームを搭載しており、旅行を筆頭に様々な場面で活躍するカメラです。
上記の写真は広角24mm側で撮影しました。日常で使うには十分な範囲を撮影することが出来ます。
次に超望遠840mmまでズームをした1枚です。
24mmで撮影した写真と比べれば一目瞭然ですが、非常に大きく拡大して撮影することが出来ます。
この高倍率ズーム機能が出来ることが本機最大の魅力。スマートフォンでは決して撮影することが出来ない世界です。
登り木に乗っているヤギです。
もともと野生のヤギは岩場や絶壁に囲まれていたところに生息しており、外敵から身を守るために高いところに登る習性があるようです。
その習性が今でもしっかりと引き継がれているためか、動物園などで飼われているヤギたちも高いところへ好んで登っていくようです。
ぐっとズームして撮影してみました。毛の立体感やヒゲの質感もしっかりとらえています。
大きくズームを行っても画質は破綻せず、光学ズームの強みが生きてくるシーン。
望遠ならではの圧縮効果や、ボケ味を楽しめるのもポイントの一つです。
クマバチにカメラをギリギリまで近づけて撮影してみました。
コンパクトデジタルカメラは接写にも優れており、マクロの世界も気軽に楽しむことが出来ます。
木の幹に絡みながら登っていくツタ。
毎度この光景を目にするとついつい撮影したくなってしまいます。
噴水から溢れる水しぶきを撮影しました。
シャッタースピード優先モードにすれば1/2000での撮影が可能となっており、水しぶきもピタっと止めることが出来ます。
実はNikon COOLPIX A1000、RAW撮影にも対応しています。
自宅に帰ってからゆっくりと編集する事もできるので、楽しさも広がります。
モノクロで現像することで、ノスタルジックな雰囲気に仕上がりました。
帰り際、カルガモがこちらを向いて会釈をしてくれました。
可愛らしい瞳をばっちり捉えています。
遊園地の近くにあるうどん屋へ足を運びました。
コンパクトデジタルカメラであればサッとカバンから取り出して、目立つことなく撮影できるのも良いところです。
サクサク美味しかった天丼の質感が伝わってきます。
普段あまり使うことのないコンパクトデジタルカメラですが、今回久々に使用することで改めてその魅力を実感することが出来ました。
ちょっとした散歩に行くときは、軽くて持ちやすい本機を使っていきたいと思います。