【Nikon】Z8と初旅
2023年5月26日にNikonよりフラグシップモデル『Nikon Z9』の基本性能をそのままに体積比で約30%小型化した話題の新作カメラ『Nikon Z8』が発売されました。
筆者宅にも26日に届き、家にある『Nikon NIKKOR Z 24-70 F2.8 S』をつけてその姿に惚れ惚れしていました。
ただ雨の日が続いており『Nikon Z8』がマイナス10℃でも動作する耐寒性能、マグネシウム合金とプロフェッショナルグレードの新しい炭素繊維複合材料の採用で高い堅牢性・信頼性を実現しているとは言え、撮影に行くには何となくもったいない気分になっていました。
そんな中どこかに撮影に出かけたいなと思い、休日に晴れ予報が出ていた仙台に行くことにしました。
仙台には何度か観光で訪れているのですが、「日本三景の松島」には行ったことがなかったので松島海岸を目指すことにしました。
県立自然公園「福浦島」にかかる朱色の「福浦橋」。「福浦島」の方から本土に向かって焦点距離24mmで撮影してみて、活気づいている港周辺の様子と橋の朱色の発色がきれいに描写出来ました。
真ん中の小島の上に「瑞巌寺五大堂」が建立されています。小島の立体感が自然の力強い印象を与えてくれます。
瑞巌寺参道の雰囲気はとても穏やかで、杉並木には自然と目がひきつけられました。『Nikon Z8』はその場の空気や雰囲気をそのまま写し出してくれます。
『Nikon Z8』が約940gと『Nikon NIKKOR Z 24-70 F2.8 S』が約805gで約2kgを持っているとコンパクトになったとはいえ中々の重さなので昼食休憩をとりながら、今後の予定を調べていると電車に乗って松島海岸駅から10分ほどの本塩釜駅の近くに塩釜神社(鹽竈神社)にあるとのことでお参りに行くことにしました。
塩釜神社(鹽竈神社)の東参道の最初の方にある「五重石灯籠」を真下から撮影して見ました。
塩釜神社(鹽竈神社)の表参道。中々に厳しい段差の階段ですが今回は降りるだけなので助かりました。
仙台駅に着く頃には夕方ではありましたがまだ明るかったので駅から電車で一駅の東照宮にもお参りしました。
『Nikon Z8』の4571万画素のセンサ-は風景撮影であなたの味方になってくれるカメラであり、そこに『Nikon NIKKOR Z 24-70 F2.8 S』をつければカメラの性能をより際立たせてくれる最高の組み合わせです。撮りたいと思っているものに対して様々なシチュエーションからアプローチが可能な『Nikon Z8』。長年の相棒となってくれるカメラとして是非おすすめです。