【Nikon】D7500にAF-S NIKKOR 24-70mm F2.8E ED VRをつかって昼日中の成田祇園祭を歩く
先月に撮影したものになります。
4年ぶりに通常開催となる地元の大きなお祭りに出かけてみることにしました。
久しぶりの本格的な開催となった「成田祇園祭」です。
成田の伝統的なお祭りで約300年ほどの歴史があります。
昔は曜日に関わらず、7月の7・8・9日に行われていたとのことですが、
今では祇園祭期間中の7月7日の直近の金曜日・土曜日・日曜日の3日間に行われています。
成田山新勝寺のご本尊不動明王の本地仏である奥の院に安置された「大日如来」を供養する「成田山祇園会」が行われるのに合わせ
成田山周辺の町内が一体となって行われる成田の夏を象徴するお祭りになります。
なんでも毎年45万人程の見物客が集まってくるとのことで、正月を除けば成田に近隣の人が集まってくる大きなイベントになるかと思います。
今年は久しぶりに殆ど制約もなく開催されることもあり多くの人出が見込まれるとの事で祭りに足を向けてみることにしました。
日中の祇園祭も賑やかではありますが今年の夏の日差しは強烈なので、そこまで混んではいないのではないかと想像していたのですが物凄い混雑と言っていいほどの状況です。この状況で山車が通るたびに道を開けることができるのが不思議なくらいの人出でした。
とはいえ、まだ、昼間ではあり、街中を広範囲に山車や屋台が練り歩いている為、参道ではそれほど巡行に巡り合いません。
ということで、ひとまずは成田山へ参詣することにいたします。
久しぶりに成田山新勝寺の境内に入りましたが、以前、よく訪れていた頃と変わらず、亀や狛犬などが出迎えてくれました。
平日よりも参詣されている方は多く見受けられお祭りの賑わいが感じられます。
大本堂向かって右側に建つ三重塔は1712年に建立された国指定重要文化財です。
創建当時の姿を今日まで残している貴重な建物ですが、特に素晴らしいのがその色彩美です。
修復されて当時の色彩を取り戻したときは、当時にこんなにきらびやかな彩色が可能だったのかと驚いた覚えがあります。
参道に戻ってみると山車に出会いました。
成田山表参道仲町の坂の上で威勢のよいかけ声に導かれ参道を山車が巡行していきます。
夏の日中となりとても暑いなかではありましたが、お祭りの熱気がそれを上回るように賑やかなお囃子がお祭りの空気を盛り上げていました。
今回、用意した機材はNikon D7500
当時のAPS-C機のフラッグシップ「Nikon D500」に対して、小型軽量化されたミドルクラスの機体で
取り回しの良さと高位の性能を兼ね備えています。
視野率100%の明るい光学ファインダーによるクリアな視認性は状況の変化を随時確認しながら対応するのに十分な威力を発揮します。
人混みで思うような距離を確保できない状況も多い中、APS-Cのサイズで距離を稼ぎ、撮影機会を増やすことが出来ました。
レンズは標準域ズームで明るいレンズの中でフルサイズ用の「AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8E ED VR」を使用しています。
組み合わせとしてはフルサイズ用のレンズということもあり、バランス的には大き目になりましたが
最上位の標準域のズームレンズとして逆光にも強く、抜けの良い写りを得られるレンズです。
成田の歴史と迫力のある山車や、屋台を堪能する豪華絢爛な夏祭りは一見の価値があります。
夏は終わりを迎えつつありますがお近くのお祭りなどがあれば参加されてみてはいかがでしょうか。