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【Nikon】D780でマニュアルレンズを愉しんでみる。

【Nikon】D780でマニュアルレンズを愉しんでみる。

撮影をじっくりと楽しみたいときマニュアルレンズを手にしてみるのはどうでしょうか。
ゆったりと落ち着いてファインダーから構図を考えピントをさぐりながら
一枚、一枚丁寧に撮影してみるのは存外楽しいものだと思います。

今回はNikon D780とCarl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZF.2の組み合わせで用意してみました。

ボディはNikonのD780。2020年一月に発売されたばかりの最新のNikon一眼レフカメラの機体です。
レンズのCarl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZF.2はCOSINA製。
2010年2月に発売されておりましてCPUを内蔵しているAi-sレンズの互換マニュアルレンズになります。
このレンズの次世代にあたるものがCarl Zeiss Milvus 85mm F1.4 ZF.2です。
世代差があっても実際装着してみると最新のものよりも此方のほうが、しっくりとくるデザインだと思えるのが面白いです。

外見は現行のものに比べればコンパクトにまとまっているといえる気がします。
伝統的なスタイルのメカニカルな外観はいかにもマニュアルレンズというものにふさわしく思えます。
ハードクロームメッキを施した真鍮製のフロントバヨネットはCarlzeissの象徴的なしるしともいえます。
金属の塊で重厚感のあるガラスの詰まった、まさにこれこそレンズといった感じがするものです。

Carl ZeissのClassic  Planar T* 85mm F1.4 ZF.2は開放時のピンの浅さと圧倒的なボケ、
絞った際の切れの良い精緻な描写、何より85㎜という焦点域が生み出す特別な空気感というものが素晴らしく
今の最新の機種で使用しても決して力不足とは言えない魅力があるかと思います。

ピント面の精細さと大きくなだらかに溶けていくようなボケは素晴らしいです。

やはりこのレンズは被写体を前景、背景から被写体を浮かび上がらせることが魅力であると思えます。

開放では中心部がややソフトに描写される面もあるレンズですが、それ以上になだらかなボケと
被写体を浮かび上がらせる写りが素晴らしくポートレートなどに使用するには適したレンズとなるかと思います。
このCarl ZeissのClassicの銘玉を楽しまれてみてはいかがでしょうか。

[ Category:Nikon | 掲載日時:20年05月20日 12時00分 ]

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