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【Nikon】Image à la Sauvette #1

【Nikon】Image à la Sauvette #1

『Image à la Sauvette』とは、国際写真家集団『マグナム・フォト』の結成に携わったフランスの写真家アンリ・カルティエ=ブレッソンが1952年に発表した写真集の題名です。
日本語訳はいくつかありますが、筆者はそのうちの一つ「決定的瞬間」に惹かれ連載のタイトルとしました。
(表紙にフランスの画家アンリ・マティスによるコラージュが用いられたことでも有名です。)
本連載では筆者の主戦場であるスポーツ撮影と動物撮影において、「決定的瞬間」を追いながら機材や撮影方法についてお伝えしていきます。
これから始めようと考えている方、すでに多くの修羅場をくぐり抜けてきた方、どなたにも気軽に気楽に立ち寄っていただければと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。

勿論写真と機材に関して一切の妥協はしません(実力については漸次磨いていきますのでご容赦ください…)、長い目でお付き合いください。

スポーツ撮影と動物撮影がライフワークの筆者がニコンの『AF-S NIKKOR 400mm f/2.8G ED VR』を購入したのは6月中旬
高ぶる気持ちとは裏腹に難しい日々が続いていますが、そんな中で始めた野鳥撮影に惹かれつつある筆者が少しずつ成長していく過程をご覧ください。
なお今回はNikonの機材で挑戦しましたが、他社の機材も使いながら動体撮影向けカメラ・超望遠レンズの魅力も同時にお伝えできればと思います。
今回の被写体は、野鳥撮影の代名詞ともいえるカワセミです。
『翡翠』と書いてカワセミと読むように青い羽根が美しい宝石のような鳥で、目を凝らすと清流に限らず身近な河でも見つけることができます。
上の写真に写るカワセミは親鳥で、足が赤くなっていることが簡単に見分けるポイントです。(ちなみに雄は嘴が真っ黒、雌は下側が赤くなっています。)
こちらが幼鳥です。一か月ほど前から観察を続けていますが、ふっくらとしていた見た目が徐々にすっきりしてきました。
足がまだ色づいておらず、これから夏にかけて巣立っていきます。
今はまだ親鳥から食べさせてもらうことも多く、一人前のカワセミになるまでにはまだ少し時間がかかりそうです。
また多くの野鳥に言えることですが、子育て期間中はもし巣を発見しても近づいて撮影してはいけません。
警戒心を強めた親鳥が子育てを放棄して巣を離れてしまうことがあるのです。
留まっているカワセミの撮影は比較的簡単ですが、彼らの生活を邪魔しないよう気配を殺し、気を配ることが大切です。
親鳥が小魚を捕るために水面にダイブし水中から出てきた瞬間です(狩りには失敗…)が、どこにダイブするかまだ予測することができない筆者はカワセミの動きについていくことで精一杯で、この時もピントが水面にきてしまいました。
雛の成長を見守りつつ、自身も成長していこうと思います。

次回は撮影の様子や細かい機材についてお話できればと思っているので、またお付き合いいただけると幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。それではまた。

[ Category:Nikon | 掲載日時:20年08月21日 15時33分 ]

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