【Nikon】NIKKOR Zレンズで紅葉散歩
ここ最近、その重さから出番が少なくなっていたズームレンズを久しぶりに持ち出し、紅葉の撮影に出掛けてきました。
紅葉撮影ではズームレンズが欠かせません。
高い枝の上が陽の光を受け鮮やかに見えるシーンでは望遠ズームの出番。狭い木々の隙間から鮮やかに見える一角を切り取ってみました。
綺麗に色付いている葉もあれば、萎れてしまっている葉も。なるべく綺麗な葉だけに視線が向くよう画角を調整します。
綺麗な紅葉を探しながら散策をしていると自然と水辺にたどり着きます。
水面が鏡になり影になりやすい下の方でも光が当たりやすい上、水分が多い影響か瑞々しい葉が多い様に感じられるからです。
そして水辺での撮影では足場が限られているため、やはりズームレンズが重宝するのです。
NIKKOR Zのズームレンズは、本当に良く写ります。
背景のボケ具合からも分かるように、ズーム全域でその画角の単焦点レンズと遜色のない描写力だと感じています。
重くて持ち出す機会が減っても、この性能の良さを知ってしまうと如何しても手放せなくなるのです。
水の流れの様子も収めようと思い、望遠域での手持ち撮影ながらシャッタースピードを遅めに設定。
ボディ内手ブレ補正機構とレンズのVR機構が強力にサポートしてくれたおかげで、苦労することなくブレの無い写真を撮影することができました。
最近では当たり前の手ぶれ補正ですが、このようなシーンで撮影すると改めて凄い進化だなと感じます。
人間から離れた対岸で休息をとる水鳥。私の立ち位置側は陽が当たっていたので、暖かい場所から追い出す形になってしまいました。
写真からも見てとれる日陰の薄寒さ。鳥達には可哀想なことをしてしまいました。
この季節は陽の傾きが早く、紅葉の葉を鮮やかに見せてくれる時間もさほど長くありません。そんな貴重な時間で効率よく撮影するにはズームレンズが便利です。
こんな高性能レンズの出番が少ないというのは少々勿体ない気もしますが、使うたびに新鮮な感動が味わえる嬉しさもありました。次使う時はどんな発見をさせてくれるか楽しみです。