【Nikon】NIKKOR Z 24-200mm と シロとクロ
極寒の環境下で生息するドキュメンタリーをよく見ていたせいか、個人的にペンギンは寒い地域に生息するイメージが強いです。
今回撮影したフンボルトペンギンはペルーやチリ沿岸の温暖な地域に生息する種類で、体長は60-70cm、お腹の部分の黒い帯が1本あり、動物園でよく見られます。
使用機材は「Nikon Z6II」と「Nikon NIKKOR Z 24-200mm F4-6.3 VR」の組み合わせ。
被写体が遠い環境ではもう少し望遠が望ましいですが、距離感がある程度近くてたくさん歩くような状況では必要十分コンパクトでベストなレンズだと思います。
展示室内、水中の様子が観察できるエリアにて。
水の中、頭が気になるのか一生懸命体をひねっているペンギン。
こうして見ると足の指が太くしっかりしていて大きいことが分かります。
淡いブルーに見える水の中、ぷかぷか浮いたり素早く泳いだりと見ていて楽しくカメラを構えるのを忘れそうなほどです。
今度は外からカメラを構えます。
水面にぷかりと浮くペンギンはまるで空に浮いているよう。
流線型のころんと丸みを帯びた体形に、ほぼ白と黒のツートンカラーで構成されたペンギンは昔から好きな動物です。
ほぼ屋外である真冬の動物園は手がかじかむ気温ですが、動物たちの一瞬を切り取るのに夢中で寒さも忘れるほど。
水面に僅かに存在する岩場に集まるペンギンたち。
一斉に羽繕いをしているのがなんだか面白くてシャッターを切っていました。
どこに繋がっているのか3つの穴を行ったり来たり。
左の穴から出てきて右の穴へ。
かと思えば真ん中の穴から出てきたり。
画像は並んで穴に入ろうとした所で向かいから出てきたペンギンとぶつかった場面です。
白と黒のペンギンときたら次はシロクマ、陸上最大の肉食動物であるホッキョクグマは体長2.0-3.0mとかなりの迫力。
展示がお休みだったり、展示室内にはいなかったりとタイミングの悪いことが続き、実は今回初めて見ることが出来ました。
木陰から出てきた瞬間、眩しいのか目を閉じているホッキョクグマ。
白く見えている毛は実は透明で光の反射で白く見えているそう。
透明でストロー状の毛と黒い地肌が過酷な環境下でも生息できる秘密のようです。
ボア素材のようなもこもこの毛並みまで見て取れます。
最後に今回の撮影で気に入った1枚。
水面に飛び込む前のペンギンです。
よちよち水面に近づき、伺うような仕草が可愛かった場面です。
▼▼使用した機材はコチラ▼▼