折りたたみ傘を忘れたと仙台に向かう新幹線の中でふと思い、Nikon NIKKOR Z 50 F1.4は防塵・防滴のレンズだったか確認を始めました。
NIKKOR Zシリ-ズは焦点距離50mmのレンズが豊富に発売されています。
・NIKKOR Z 50mm F1.8 S(2018年12月07日発売)
・NIKKOR Z 50mm F1.2 S(2020年12月11日発売)
・NIKKOR MC 50mm F2.8(2021年06月21日発売)
・NIKKOR Z 50mm F1.4(2024年09月27日発売)
Nikon NIKKOR Z 50 F1.4は、焦点距離50mmのレンズの中でマイクロレンズを除き、初の非S-Lineのレンズだったので心配になったのですが防塵・防滴に配慮した設計になっておりました。やはりNikonのレンズはしっかりした設計をしているので、どこへでも持っていけます。
Nikon Z8の堅牢ボディとの組み合わせで、仙台を楽しもうと思います。
駅から出ると晴れ間が広がり、新幹線での心配が杞憂で終わってくれたことに安心しました。一安心した後はカメラを取り出して仙台駅を撮影です。仙台駅といえばこの画角のイメージがあり、来るたびに記念に撮っています。
山の方面にある目的地まではバスで向かい、降車後は徒歩だったのですが、周りの風景全てが撮影スポットというような美しい風景が広がっていました。この写真はF8で撮影しておりますが、木の枝に積もった雪の描写力が素晴らしいです。
帰路は電車を利用しようと思い駅に向かったのですが、大雪の影響で電車遅延が発生していました。
本来であれば早急な復旧を望むところですが、むしろその間の撮影時間が嬉しかったりします。
FXフォーマットでは広すぎて余計なものまで入ってしまうので、DXフォーマットで撮影した画角になります。帰宅してから、比較検証のためにFXフォーマットでも撮影しておけばよかったと後悔しました。
こちらは仙台方面。
反対側の山形方面。風景写真だと広角レンズを想定しますが、焦点距離50mmは広大な風景からどのようにフレーミングするか思案するのがとても楽しいのです。
仙台駅に戻ってからも大雪が続いていました。帰りの新幹線までは時間があったので、少し付近を散策することにしました。
NIKKOR Z 50mm F1.4の最短撮影距離は0.37mなので、近くでもピントを合わせることが可能です。
NIKKOR Z 50mm F1.4のコンパクトなつくりは、今回の降雪という写真撮影には比較的悪条件の中でも、その取り回しの良さを十二分に発揮してくれました。
また、初めて単焦点レンズを使用する方にとっては、単焦点レンズの魅力に魅了されてしまう恐ろしいレンズかも知れません。
是非一度、お試しいただきその魅力を体験してみてください。