ビル群の奥に見えるのは東京スカイツリー。今回の撮影地は上野です。
Nikon Z6IIにNIKKOR Z 50mm F1.8 Sの組み合わせで訪れました。
少し風の強い日ではありましたが、すっきりとした青空の広がる平日の昼頃。
ゆったりとした時間が流れる上野はスナップ撮影にもってこいのお気に入りスポットです。
本レンズの最短撮影距離は40cm。
決して良く寄れるレンズとは言えないかもしれませんが、こんな風に上を見上げて撮るにはちょうど良いかもしれません。
2月の寒空の下に咲く小ぶりの冬桜が可愛らしく揺れています。まだまだ先だと思っていた春の訪れがぐっと楽しみになりました。
カメラを構えた友人の手元に合わせて1枚。
肌の質感や髪の毛まで繊細かつ自然に、またなめらかなボケが雰囲気のある1枚です。
万能な50mmという画角はよくポートレートでの撮影でも好まれます。
例にもれずF1.8の明るさを持つ本レンズは人物撮影にもってこいの1本。
また前機種から向上したZ6IIの瞳AFの性能は、人に限らず動物や鳥を被写体としたシーンも助けてくれます。
だんだん太陽が落ちてきました。夕陽が差し込む場所を見つけて思わず立ち止まります。
日の光も、苔の質感も、この季節特有の凛とした空気の冷たさも捉えてくれるような描写力に思わずうっとりします。
最後に花園稲荷神社をのぞいて帰路につくことにします。
いかがだったでしょうか。
なじみのある50mmという画角。シーンを問わずに使えるこちらの組み合わせでぜひ1度試してみてください。