最近新調したテントを初張りするべく、長野県の山間部でキャンプをしてきました。
キャンプのお供には『Nikon Z fc』と『NIKKOR Z DX 24mm F1.7』を連れて行きました。キャンプは何かと持っていくものが多く、ついあれもこれもと欲張ってしまうのでせめてカメラはコンパクトなものを…と思い軽くて見た目もかわいいZ fcとコンパクトなレンズのNIKKOR Z DX 24mm F1.7にしてみました。NIKKOR Z DX 24mm F1.7は2023年6月に発売された新しいレンズなので、作例の写真で写りの参考になれば幸いです。
渋滞に巻き込まれながらも、なんとかキャンプ場に無事到着。テントの張り方をイメトレした甲斐があり、初めてにしてはスムーズに設営を終えることができました。
設営に奪われた体力を取り戻すため、美味しいビールでエネルギーチャージ!そしてなんとお菓子作りが得意な友人がレモンケーキを焼いてきてくれたので、コーヒーと一緒にいただきます。まさかキャンプで優雅にレモンケーキを食べれる日が来るなんて…!
開放絞りで寄りで撮ってみると、背景がかなりボケるので多少後ろがごちゃついてても気になりませんでした。ピントが合っている瓶やケーキのアイシングの質感はしっかりと描写されています。NIKKOR Z DX 24mm F1.7は最短撮影距離が0.18mとかなり寄ることができるので、テーブルフォトでも活躍してくれます。
夜ご飯を食べ、友人たちとの話も弾み、夜の帳が下りてきました。
焚火の火がより綺麗に見える時間帯になったところで、すかさずカメラを構えます。シャッターを何度か切りましたが一つとして同じ火の形はないのが焚火の面白いところ。移り変わってゆく火の様子を写真に収めて、ベストショットが撮れるその瞬間を待ちます。
翌朝、朝ご飯を食べた後に近くを流れる川を見に行ってみました。朝の陽ざしが川に降り注いで、水面がキラキラ輝いている夏らしい一枚が撮れました。
今回撮った中で私の一番のお気に入りカットです。色の乗り方、被写体と背景の立体感がとても好きな一枚が撮れました。
今回ZfcとNIKKOR Z DX 24mm F1.7を使ってみて思ったのは、想像以上にコンパクトで、想像以上に写るということ。Z fcの重さは約445g、NIKKOR Z DX 24mm F1.7の重さは約135gで、2つ合わせても約580gなので非常に取り回しがいいです。レンズも薄型で鞄の中でも邪魔にならないので、荷物が多い日にもぴったり。描写力も良く高解像なので、NIKKOR Z DX 24mm F1.7一本で様々な写真を撮ることができます。