本日、NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR Sと同時発売となった、「NIKKOR Z MC 50mm F2.8」
Zマウントのマイクロレンズを待っていた方は多いのではないでしょうか?
かくいう筆者もその一人。今までは、FTZを用いてAF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8 G EDを使用しておりました。
そこで、今回はレンズの外観などから「NIKKOR Z MC 50mm F2.8」の概要と魅力をお伝えしていきたいと思います。
*「NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S」はこちらの記事をご覧ください→『【Nikon】NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S【外観写真】』
上記の写真を見ていただいてお分かりの通り、非常にコンパクト。全長66mm、重さ260g、フィルター径46mmとなっています。
*ちなみにAF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8 G EDは全長89mm、重さ425g、フィルター径62mmとなります。
数値から見ても非常にコンパクトに仕上がっております。
そして最短撮影距離が0.16mということで非常に短いのも特徴的。またレンズの先端から被写体までの距離が約5cmまで近付き撮影ができるので、グッと近付き迫力のある撮影も可能になっています。
そして、軸上色収差を抑えるEDレンズを採用し色収差を抑えるとともに、非球面レンズも使用し球面収差から像面湾曲をバランスよく補正することによって、画面周辺部まで高い解像力を実現しています。
開放からクリアな描写が得られるのはとても嬉しいことです。
付属している、ねじ込み式のフード。
このフードを取り付ければ、仮に被写体に近付きすぎてもレンズが直接当たるのを防いでくれそうです。
上記写真のようにフードを取り付けても、コンパクトさは失われないので安心です。
NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR Sと並べてみると、レンズの小ささが特に目立ちます。
Sラインレンズではありませんが、見た目はとても高級感があります。
接写をしていて被写体に寄りすぎ、レンズを汚してしまったことがある方もいるかもしれません。
ですがZ MC 50mm F2.8は、レンズ最前面にフッ素コートを採用してるとのことなので、仮に被写体に触れてしまったとしても、簡単に拭き取れお手入れできるため、気にせず被写体に近寄れ撮影が楽しめます。
Zシリーズ待望のマイクロレンズとなります。
皆様もぜひ“気軽に持ち出せ楽しめる、小型軽量の高性能マイクロレンズ”を体感されてみてはいかがでしょうか。