【Nikon】Zシリーズとオールドレンズで撮る動画 Vol.5 Ai Nikkor 28mm F2.8s(その2)
写真だけではなく動画性能も優れているNikon Zシリーズ。
Zマウントの最新レンズで撮影するキレの良い4K動画は、見ていて惚れ惚れしてしまいます。
しかし、あえてオールドレンズを使って撮影することで、普段とは違った雰囲気ある動画が撮れるのではないか?
と、ふと思うことがありました。
ミラーレスカメラが主流となったここ近年、マウントアダプターを介してフィルム時代のレンズ(俗にいうオールドレンズ)を用いた撮影を楽しむ方が増えました。
独特のボケ感、気持ちの良いフォーカスリングのトルク感、言葉では表現できない懐かしい雰囲気の描写。
動画用のレンズや現行のレンズでは決して表現できない世界が、オールドレンズを使う事で大きく広がるかもしれない。
という事で、Nikon ZシリーズのカメラにNikon オールドレンズを装着して撮影した動画を紹介していきたいと思います。
今回の主題は以前に掲載したNikon Ai 28mm F2.8sの続きとなります。
前回に引き続き、機材はNikon Z5にFTZを用意し、そこにAI Nikkor 28mm f/2.8Sを装着。
室内で簡易に準備ができて、動画を撮影できることを旨に今回の主題である「candle light」を用意しております。
「寄れるレンズ」として引き寄せた状態で被写界深度を浅く取りボケを確認できる動画を前回は取り上げてみました。
今回はもう少し奥行を意識した状態でボケを確認していきたいと思います。
まずは写真で手前、中、奥にピントを合わせてみた際の写真となります。
これを踏まえて、奥行きを取った状態でボケ具合が分かりやすい状態を動画で撮影してみたいと思います。
とはいえ、前回のキャンドルグラスの動画に少し工夫を加えてみただけです。
今回は鏡を使用してみました。比較になるように基本、動画の内容は同じような状況で撮影しています。
やはり暗闇の中で灯される蝋燭のあかりというのはとてもきれいなボケを生み出しますし、比較や参考にするにもわかりやすいと思います。
それではどうぞご覧ください。
前回(【Nikon】Zシリーズとオールドレンズで撮る動画 Vol.4 Ai Nikkor 28mm F2.8s)と比較して頂けると
よりNikon Ai 28mm F2.8sの写りやボケを感じていただけるでしょう。
身近なもので動画を撮影してみるのも楽しいものではないかと思います。
鏡に映る虚像と実像の組み合わせは映像で見ていても絵になります。
皆様も是非、手近なところから手軽に気軽に動画を始めてみてはいかがでしょうか。