【Nikon】Zシリーズとオールドレンズで撮る動画 Vol.4 Ai Nikkor 28mm F2.8s
写真だけではなく動画性能も優れているNikon Zシリーズ。
Zマウントの最新レンズで撮影するキレの良い4K動画は、見ていて惚れ惚れしてしまいます。
しかし、あえてオールドレンズを使って撮影することで、普段とは違った雰囲気ある動画が撮れるのではないか?
と、ふと思うことがありました。
ミラーレスカメラが主流となったここ近年、マウントアダプターを介してフィルム時代のレンズ(俗にいうオールドレンズ)を用いた撮影を楽しむ方が増えました。
独特のボケ感、気持ちの良いフォーカスリングのトルク感、言葉では表現できない懐かしい雰囲気の描写。
動画用のレンズや現行のレンズでは決して表現できない世界が、オールドレンズを使う事で大きく広がるかもしれない。
という事で、Nikon ZシリーズのカメラにNikon オールドレンズを装着して撮影した動画を紹介していきたいと思います。
今回の主題はNikon Ai 28mm F2.8sです。
今回、準備した機材はNikon Z5にFTZを用意し、そこにAI Nikkor 28mm f/2.8Sを装着して撮影にのぞみました。
このレンズはニッコール千夜一夜物語にも取り上げられており銘玉といわれている、コンパクトながら素晴らしいレンズです。
発売年は1981年10月
焦点距離 28mm
レンズ構成 8群8枚
画角 74°(FXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ)
最短撮影距離 0.2m
最大撮影倍率 0.25倍
絞り羽根枚数 7枚
質量 約250g
広角レンズにあたりますのでパンフォーカスで広く全景を撮影してみたくもなりますが、AI Nikkor 28mm f/2.8Sはとても「寄れるレンズ」としても知られています。
最短撮影距離が20cmとなり、広角レンズの中でも短いものであり、最大撮影倍率も高いというと特徴を持つレンズです。
ということでオールドレンズの独特なボケ感と描写を活かした動画を考えてみました。
上の写真にあるように、寄せて開放で狙うと被写界深度が深めの広角レンズでも十分に綺麗で柔らかいボケを得ることが出来ます。
オールドレンズではありますが逆光にも比較的強い方でヌケもいい描写が狙えるでしょう。
では、こちらをご覧ください。
皆様もお手元のカメラで動画を始めてみてはいかがでしょうか。