【Nikon】Z50でMartin D-45を撮る
本日ご紹介するMapTimesで使用した 撮影機材は、Nikon Z50 ダブルズームキットとNissin スピードライト Di866 MarkIIになります。
昨年、還暦を迎えた自分へのご褒美としてMartinアコースティックギターのフラグシップモデルとして君臨する「D-45」を購入しました。 演奏による傷や汚れが目立たないうちに我が家のリビングで記念撮影しました。
Martinギターだけでなく、すべてのアコースティックギターのフラッグシップ的存在であるD-45。1933年より製造開始され1942年までに91本を生産、第2次世界大戦の影響もあり生産完了となります。そして、待望の復刻がなされたのが1968年のこと。その後、仕様変更を経て現在に至ります。標準ズーム「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」 で撮影、キットレンズでも全く問題なく、周辺まで安定の解像度です。
D-45の魅力は、他メーカには決して真似出来ない門外不出の圧倒的な存在感のある煌びやかなサウンドと優雅で高級感溢れるルックスにあると言えましょう。 弾かないで眺めているだけでも晩酌の肴になります。 装飾のアバロンを照明に反射させて、その輝きを楽しむだけでも幸せです。
バックのボディ縁に散りばめられた貝の象嵌がサウンドにも影響し、いわゆる鈴鳴り感を加えてくれるのです。 リビングルームで撮影のため、撮影機材等の映り込みがあります。
ボディカラーは経年変化による飴色を再現したエイジングトナーフィニッシュを採用しており、ボディを縁取るアンティークホワイトのバインディングや鼈甲柄のピックガードと相まって貫禄のある雰囲気を醸し出しております。
サウンドだけでなく各部を彩るアバロンインレイの美しい輝きが歴代の名手を魅了してきました。
望遠ズーム「NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR」で撮影、F22まで絞り込んでいるが、Z50には回折補正機能が搭載されているので失われたシャープネスを復元してくれる。
ヘッドストックには通称 “縦ロゴ” や “縦マーティン”と呼ばれるブロックインレイが輝きます。
40番台モデルならではの存在感のある、このブランドロゴが憧れという方は多いのではないでしょうか。ヘッドプレートに輝く、アバロンの縦ロゴ。
指板のヘキサゴンインレイも、色鮮やかなアバロンが使われています。
ブリッジピンには贅沢にもアバロン・ドットが施され、魅惑の耀きを放っています。
Z50には現時点で、Zマウント DXレンズがキットレンズの2本しかないが、携帯性・レンズ性能・画質には非常に満足いくものがあり、殆どの撮影シーンに対応出来ます。
家庭に留まっている時間が長い中、自分のお気に入りを撮影・記録するのも楽しいものです。