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【Nikon】Z5II発売記念!Zマウントの名機を振り返る。~Z6編~

【Nikon】Z5II発売記念!Zマウントの名機を振り返る。~Z6編~

Nikonから待望の新製品「Z5ll」が発表されました。

Z5IIは、上位機種の優れた撮影機能・性能を継承しながら、暗所をはじめとした幅広い撮影シーンへの対応力がさらに向上したモデルです。
パワフルな撮影性能とフルサイズならではの豊かな表現力を楽しみながら、自分らしい表現に没頭できる1台です。

そこで本連載では発売日に先駆けNikonフロアスタッフが選ぶオススメカメラを紹介してまいります。


今回紹介するのは「Nikon Z6」「NIKKOR Z 24-50mm F4-6.3」の組み合わせです。
「Nikon Z6」は2018年に発売となったZマウントの初号機です。そして装着したレンズ「NIKKOR Z 24-50mm F4-6.3」は、今回発売となる「Nikon Z5II」のキットレンズの一つでもあります。このレンズは、「Nikon Z5II」の前モデルにあたる「Nikon Z5」と同時に発売となっています。

この組み合わせの特長を端的に表すなら「コンパクトなのに高画質を追求できる」こと。特にレンズは沈胴式を採用し、Zマウント純正のフルサイズ対応ズームレンズとしては最も全長が短くなっています。

そんなカメラとレンズの組み合わせは特に旅行に最適です。様々な場所へ持ち出したので、その写真を見ながらこの組み合わせのさらなる魅力を探っていきます。

まずは西へ向かいました。こちらは九州の玄関口、門司港。手前が九州、奥が本州です。この関門海峡を一望できるタワーからの撮影です。
展望室ということでガラスを1枚挟んでの撮影ですが、抜群の解像度を有しています。小さく軽いレンズではあるのですが、光学性能は非常に優秀です。「フルサイズセンサーにこんなに小さいレンズをつけてきちんと写るのだろうか」という不安を、写真1枚で払拭してくれます。

打って変わってこちらは近距離でのテーブルフォトの様子。贅沢な朝ご飯を、広角端24mmで写しました。このレンズの強みの一つが広角端が24mmであること。椅子に座ったまま、机の上全体を伸びやかに写し取ることができます。

このレンズの欠点は、コンパクトさ故にF値が暗めな点。24mm側で開放F4、50mm側では開放F6.3となります。ですがそれを補うのが、Z6の夜間への強さです。Z6は2400万画素クラスのセンサーを搭載しており、高画素機に比べるとセンサーピッチが広く高感度でもノイズが出にくいという特長があります。またボディ内手ブレ補正に関しても5軸5段の強力なものを搭載しており、手持ちでのスローシャッター撮影をサポートしてくれます。上の写真はいずれもF値を開放にし、ISO1600前後で撮影をしています。ISO1600くらいまでであればノイズはほとんど目立たず、レンズの高い解像性能を活かすことができます。


続いては北の大地、函館への旅行の様子です。

この24-50mmという焦点距離は、旅先で使いたいズームレンジが上手くまとまっていると思います。
もちろんZマウントでもより望遠まで撮ることのできる24-70mm、24-120mm、そして24-200mmなど多くのレンズがラインナップされていますが、旅においてコンパクトさは最大の武器になります。
24mmを基本の焦点距離として使い、もう少し寄りたいときにすっと50mmまで伸ばすことができる便利さが魅力です。

50mmに伸ばすと、開放でF6.3とはいえフルサイズのセンサーを活かしたボケが得られます。
ダイナミックレンジの高さもフルサイズセンサーのそれで、大きなカメラによるメリットを小さな機材の組み合わせで享受することができます。
また見ての通り撮影日は昼でも氷点下という非常に寒い日で終始手袋をつけて撮影していたのですが、Z6はグリップが大きくボタンも押しやすい位置にあり、厚い手袋をしていても誤操作がほとんどありませんでした。


24mmであれば、縦構図にすることで至近の花火を上まで写すことのできるほど広いアングルでの撮影が可能です。
こちらは日本三大花火大会の一つに数えられる長岡の花火の一幕。花火大会の際はカメラを2台構えることが多い筆者。花火会場の近くは大抵車の乗り入れができず、駐車場から撮影場所までかなりの距離を歩かなければならない場合がほとんどです。そのような場合でも、機材が小さくまとめられるのは利点です。
カメラとレンズが小さいということは同時にそれを支える三脚も小型のもので済みます。場合によっては機材全体で1kg以上の軽量化に成功できるので、疲労度がかなり変わってきます。

東京へと帰ってきました。

新発売となる「Nikon Z5II」をはじめとして新たな機種が登場するごとに、そのコストパフォーマンスのよさと基本性能の高さが際立つ「Nikon Z6」
「Nikon Z5II」はもちろん、あらゆるZマウントボディを様々な場所へ連れていく際のよき相棒となる「NIKKOR Z 24-50mm F4-6.3」
どちらもZマウントを語る上で欠かすことのできない名機です。

▼ご予約はこちらから▼

▼今回使用した機材はこちら▼



[ Category:Nikon | 掲載日時:25年04月10日 17時00分 ]

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