【Nikon】Z6II 24-70 レンズキット と向かう秋の公園
12月も間近だというのに汗ばむ陽気もあれば翌日には10度近く気温が下がったりと体調管理に気を遣う日々が続いています。
とある休日、天気も良く気持ちのいい陽気だったので朝から用事を終わらせ、昼から撮影に出かけました。
カバンにつめたカメラは「Nikon Z6II」、レンズはキットレンズでもある「NIKKOR Z 24-70mm F4 S」です。発売から3年目となるZ6II はオールラウンダーなフルサイズミラーレス機として写真も動画もこなせるモデル。レンズも広角から中望遠の扱いやすい焦点距離でどちらも万能といった組み合わせです。
あまり見かけない街路樹が続く道は大きな公園へつながっていて、犬の散歩やランニング中の人、休日にはピクニックが目的なのか家族連れもよく見かけます。左側から差し込む太陽の光。特徴的な細めの葉に当たる様子が綺麗でした。
公園にはいくつか入口がありますが、そのうちの1つはすぐ横に線路があります。少し見下ろすような位置を走る電車は大学生の頃に通学で利用していたなと懐かしく思いました。架線を背景に手前の植物にピントを合わせましたが、細い葉先まで精細な描写です。
画像を選んでいてこの日は強風だったと思い出した1枚。風に煽られる花を写し止めています。ちょうどシャッターを切った瞬間に手前を横切った花が前ボケとなり、画面が華やかになりました。
この付近はハーブ園でもあるので植物の種類も多く、蜜を求めてか蝶、ハチ、ホウジャク、トンボなど虫の姿もありました。
ふと目に入ってきた鮮やかな赤い実、何気なくレンズを向けてピントを合わせると木漏れ日が一気に玉ボケとなりました。光を浴びて艶々の赤く丸い木の実と背景も合わさってイルミネーションのような雰囲気です。
背丈の低い植物はモニターをうまく活用してほとんどしゃがむことなく撮影しました。花びら部分など解像感もありつつ日陰だったからか大きなボケ味と相まってふんわりとしています。
出発が遅かったからか冬の日が落ちるのは早く、早くも日が傾いてきました。何度も訪れている公園なのに薄暗い小道には入ったことがなかったことに気付き、傾いた日でいつもより明るく感じたので入ってみます。
落ち葉が降り積もる中に切り株と小さな芽生えを発見。真夏は湿気や虫が多そうなのでこれからの季節なら寄り道するのにちょうどよさそうです。
陽が落ちてから気温も下がり空腹も感じてきたので帰宅することに。来た道を戻れば入口付近に薄い桃色の花を見つけました。来た時に気付いていれば青空を背景に撮れたと思いますが、薄暮を背景にするのもいいものです。
大きなグリップは指がかりよくキットレンズくらいならハンドストラップで片手持ちでもあまり疲れることはありませんでした。何気ない被写体でもレンズを向けてピントを合わせるだけでハッとする描写も多く、撮っていて本当に楽しい組み合わせです。