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【Nikon】Z6IIIと単焦点超望遠レンズで野鳥撮影

【Nikon】Z6IIIと単焦点超望遠レンズで野鳥撮影

2024年7月に登場したNikon 「Z6III」。世界初の部分積層型CMOSセンサーを採用したことによる高速読み出しに加え、「Z9」「Z8」と同じ高速画像処理エンジン「EXPEED7」により、シャッターボタンの全押しから最大1秒間遡って記録ができる「プリキャプチャー」を搭載。最高120コマ/秒C120で撮影できるほか、60コマ/秒C60ではフルサイズで「Z9」「Z8」よりも高画素の約24メガピクセルでの撮影が可能となっています。

今回は「Z6III」に信じられないほど軽量な単焦点超望遠レンズである「NIKKOR Z 400mm F4.5 VR S」、更に「Z TELECONVERTER TC-2.0x」を使用し、被写体認識「動物」を選択して野鳥撮影に臨みました。

よく晴れた冬の朝。
お気に入りのトートバッグ型のカメラバッグに準備した機材を入れて肩にかけても改めて機材の軽さに驚かされます。フルサイズの超望遠を持ち運んでいるとは到底感じられない重量感です。

葉が落ちて枝のみとなった木々は探鳥しやすくはなりましたが、それでも肉眼では何か小鳥がいるとしか分からないほど高所にいることも多く、800mmという焦点距離がこれほどありがたい時はないかもしれません。
おかげで昨年の冬ぶりにモズを撮影することができました。枝が少し邪魔してはいますが特徴的な目元のラインは十分確認できます。

少し離れた場所にはイカルの姿がありました。全体では20羽ほどの群れでしょうか、意外とじっとしているので一度見つけると撮影しやすかったのですが、まず見つけることが大変でした。少し大きめの文鳥のような可愛らしい鳥です。

高所に陣取るアオサギ。ちょうど伐採された枝の上だったためまるでステージの上にいるようでした。目の前には小川、少し飛べば立派な池があるのでアオサギにとってベストポジションなのかもしれません。

小鳥界のアイドルというべきか亜種のシマエナガが有名ですがエナガも発見しました。全長は約13cmほど、連写をしていたらちょうど飛び上がった瞬間が撮影できていたのですがあまりにも可愛いかったので一緒にご紹介します。

この日一番の出会いというべきか最小のキツツキであるコゲラが2、3mほどの距離に飛んできてくれました。近すぎて逆に撮影しにくいほどでしたがそうそうないシャッターチャンスを逃すわけにはいきません。食事に夢中なのか15cmほどの体格のわりに立派な足と短くも太い尾羽でしっかりと木にしがみついています。

シジュウカラはこの公園のいたるところで出会うことができます。可愛いうえに物怖じしない性質なのか1、2mほどの場所に飛んでくることもあり、いろんなシチュエーションで撮影できる鳥です。小枝にとまり群れの仲間と鳴きかわしている場面、地上で餌を探す場面。ちょうどどんぐりが溜まっている場所にいたため童話のようなシーンとなりました。どんぐりのおかげでシジュウカラの小ささが良くわかります。

器用に木の表面にとまるメジロ、軽い体重の賜物でしょうか。木の葉と同じような大きさのメジロは影がちらつくのは分かってもなかなか撮影できない鳥だったりします。

続いて全国に冬鳥として渡来するツグミも発見しました。少し羽を下げて胸をはっているような体勢は周囲を警戒しているようです。少し薄暗い林の中から落ち葉をひっくり返すような乾いた音が聞こえると、ツグミが採食中だったりします。葉を舞い上げつつ地面に落ちた木の実を食べているようでした。

鮮やかなオレンジが目をひくジョウビタキにも出会うことができました。この辺りは縄張りなのか木製の杭やぽつんと置いてある縦長の大岩の上で見かけることが多いです。杭からサッと地上に降り立ち、木の実をくわえてまたすぐ元の場所に戻るといったことを繰り返していました。またこの日は初めて水浴びの場面にも立ち会えました。

水辺つながりで水を飲みにきていたヒヨドリの群れ。この場所は少し高台になっていて水場が竹で区切られているのですが手前は流れもないため池のような状態で、その先で小さな滝のようになっています。ヒヨドリがよく水浴びをしていたりするので公園に訪れた際は必ず回るスポットのひとつです。

遠くの林で落ち葉が舞い上がっていたのでまたハトやツグミ、シロハラがいるのかと思えばアカハラが木の実を探していました。夏鳥ですが冬には海外から渡来することもあるそうです。

全体的に黄色味がかった小鳥たち、カワラヒワが高い木の上で群れていました。その後比較的近くの木に飛び移ったり小川で給水する場面も。飛んで羽を広げると更に特徴的な羽色を見ることができますが、カメラを下げて観察していたら飛び去ってしまったので撮影できなかったことが残念です。観察に夢中になってシャッターチャンスを逃すことはよくあります。

この日はカワウの姿をよく見かけました。よく訪れる公園ですが基本的にカモの姿が多く、カワウがいる印象はなかったのですがここ数日よくきているようです。

最近は運よく訪れるたびに出会っていたカワセミ。この日はなかなか出会えず諦めて帰宅しようとしたところ、小川周辺でしゃがみこんで近くにカメラを向けている人を見かけたため足音を忍ばせて歩いていたらカワセミがいますよと教えてもらえました。帰り際の幸運でしたがこの後も魚を食べているところ、もう少し先で2羽並んでいるところなど見かけることができました。

今度こそ帰ろうと最後に快晴の空を見上げたところ、かなり上空で旋回するような独特な飛び方をしている野鳥を見つけました。この公園では小型の猛禽類がいるらしいとは知りつつもこれまで見かけたことはありませんでしたが、あれだけの高所にいることが多いなら納得です。初めて見つけられたことに歓喜しつつレンズを向けましたがこのあとすぐに遠くへ飛び去ってしまいました。

この日は簡単に数えただけでも20種類ほどの野鳥に出会えました。この記事では紹介していませんが大池では数種類のカモなど水鳥の姿も多くあり、ここ2、3か月で初めての野鳥撮影を充実して終えることができました。

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[ Category:Nikon | 掲載日時:25年01月20日 19時00分 ]

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