【Nikon】Z6×NIKKOR Z 85mm F1.8 Sで植物撮影
元々、植物の撮影がメインの私。マクロレンズと望遠ズームレンズで立ち回る撮影スタイル。明るさやボケ味を求めるような単焦点レンズは所持していませんでした。
しかし、街でスナップ撮影をするようになってから、単焦点レンズにも興味を持つようになりました。ズームレンズで撮影することもできますが、写真の立体感や瞬発性は単焦点レンズに敵いません。Z6を購入したこともあり、今回は「Nikon (ニコン) NIKKOR Z 85mm F1.8 S」で気ままに撮影を楽しみました。
様々な焦点距離のレンズを試し、丁度いいと感じたのは85mm。被写体との距離感や構図の決まり具合が私にフィットしていました。ボディとレンズの一体感も好きなところ。すらっとした形とシンプルなデザインがかっこいいと感じます。
絞り:F1.8 シャッタースピード:1/1000 秒 ISO:100
使用機材:Nikon Z6 + NIKKOR Z 85mm F1.8 S
さて、少し散歩をしたいとカメラを持ち出しました。久しく植物の撮影をしていなかったので、積極的に緑を探してみました。
絞り:F1.8 シャッタースピード:1/60 秒 ISO:100
使用機材:Nikon Z6 + NIKKOR Z 85mm F1.8 S
葉に止まった赤とんぼを発見。秋の訪れを感じた瞬間でした。そろりそろりと近づいて逃げられることなく撮ることができました。「Nikon (ニコン) NIKKOR Z 85mm F1.8 S」に限らずZマウントのレンズはどれもシャープでピント面の解像度が素晴らしいと感じます。開放絞りでも赤とんぼの複眼や足などがしっかり描写されています。
絞り:F1.8 シャッタースピード:1/500 秒 ISO:100
使用機材:Nikon Z6 + NIKKOR Z 85mm F1.8 S
ソテツの尖った葉の先端にピントを合わせてみると、中望遠レンズならではの浅い被写界深度により幻想的な写真になりました。マクロレンズでの接写による迫力のある写真も好きですが、このような植物の撮影も面白いのではないでしょうか。
絞り:F1.8 シャッタースピード:1/500 秒 ISO:100
使用機材:Nikon Z6 + NIKKOR Z 85mm F1.8 S
生き生きとした植物は生命力を感じる一方で、このような渋い雰囲気を醸し出している植物にも惹かれます。枯れかけた花なども光の当たり方次第で魅力的な被写体になることもしばしば。マクロレンズを使い続けた結果、ピンポイントで被写体を見つけられるようになれたのかもしれません。
絞り:F1.8 シャッタースピード:1/320 秒 ISO:100
使用機材:Nikon Z6 + NIKKOR Z 85mm F1.8 S
小雨が降り始め、帰り際に見かけた赤い植木鉢。植物のクリアな緑色との対比が目に留まりました。ローアングルでの撮影だと、チルト式モニターが便利。チルト式だと光軸からズレることがないので使いやすいです。
今回はマクロレンズではない単焦点レンズで植物を撮影しました。被写体に寄れないからこそ、どう切り取ればいいのか考える時間が新鮮でした。「Nikon (ニコン) NIKKOR Z 85mm F1.8 S」の描写は勿論、機動性も素晴らしいと思います。このレンズを手にしてからよりスナップ撮影が面白くなりました。
撮影するのも楽しいですが、よく撮れたと思う写真を見るとプリントがしたくなります。使いたくて購入したままの写真用紙もあったと思うので、今度は時間を作ってプリントをしてみようかと思います。
絞り:F8 シャッタースピード:1/80 秒 ISO:200
使用機材:Nikon Z6 + NIKKOR Z 85mm F1.8 S
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