【Nikon】Z7と山梨の四季を巡る
2018年に満を持して発売されたNikon初のフルサイズミラーレス一眼カメラ、Z7。
一眼レフの名機、D850と同じ4575万画素センサーを搭載したまま大幅な軽量化を実現しています。
そんなZ7と、筆者の”第二の故郷”である山梨県の四季を1年かけて追いました。
初春、遠くに仰ぎ見る富士山はまだ雪化粧をまとっていますが、徐々に春の足音が聞こえ始めてきます。
梅、桃、桜と季節の花が彩ります。
夏がやってきました。夜には天の川が肉眼でも鑑賞できます。カメラを通してみれば、より一層美しい天の川を捉えることができます。
夏と言えば花火大会。富士山の麓では、毎年8月上旬に多くの花火大会が開催されます。多くの登山者でにぎわう富士山と、富士山に負けんと高く上がった花火の競演を1枚に収めました。富士山に見える明かりの一つ一つは、登山者が照らすライト。登山道からもこの花火は見えているのでしょうか。
秋が近づいてきました。稲穂が首を垂れる季節です。
果樹栽培が有名な山梨県ですが、斜面を切り開いて開墾された棚田も点在しています。
秋も深まり、紅葉が山々を彩ります。緑から赤、黄へと移っていくグラデーションを楽しむことができます。
冬がやってきました。
山梨の冬は雪のイメージが強いですが、実は甲府盆地に雪が降るのは年に数回です。
見慣れた街も一面の銀世界。普段と違った見慣れぬ光景です。
そんな極寒の中、イルミネーションが我々の心を温めます。
こちらはワインのボトルでデコレーションされたツリー。ワインの生産が盛んな山梨県ならではです。
大口径のZマウントが導く豊かな光を受け止めるのは高画素センサー。
現行のZ7IIでも同じセンサーが使われており、まだまだ現役でお使いいただける機種になっています。
高精細な画と広いダイナミックレンジは今なお、ニコン最高クラスのもの。
フルサイズミラーレスの高画素機としては価格もかなりお安めになっており、今こそZ7を手に入れるチャンスといえるでしょう。
2025年も様々な表情を見せてくれるであろう四季折々の風景を、最高性能のカメラで捉えたいものです。
▼今回使用した機材はこちら▼