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【Nikon】Z7と工業地帯の港の公園を歩く

以前撮影したものになります。

茨城の工業地帯と言えば鹿島臨海工業地帯が有名です。
鹿嶋市から神栖市にわたって存在する茨城県最大の工業地帯です。
世界でも有数と言われる掘り込み式の港湾「鹿島港」を中心に存在するのですが
Y字型に掘り込まれた港の中心にみなと公園が存在します。
地元から銚子の犬吠埼灯台に向かうときには茨城を通ることがあるのですが、その途中にある公園になります。
工業地帯のど真ん中にある公園なので以前から気にはなっていたのですが、足を運ぶ機会がありませんでした。
今回、愛犬TOTOの散歩のついでに立ち寄ってみました。

旅の途中でふらりとその公園に立ち寄る人は、すこしだけ非日常的な光景に出会うことができるでしょう。

50mほどの高さの塔の上に円形の巨大な構造物が鎮座しています。
近くから仰ぎ見るとまさに写真のような光景を見ることができるのです。

近づいて横に回り込むまで一面が斜めになっている構造であることにも気づきませんでした。
こんなに高い塔なのに上端の構造物が大きく張り出しているので迫力のある見ごたえ十分な光景だと思います。

これは港公園展望塔です。聞いたところ1980年ごろに建設されたということで
残念ながら老朽化により構造物が落下する可能性が生じたために、下に見えるバリケード内には立ち入り禁止になっているそうです。
バリケードに近づいて上を仰ぎ見てみると、これだけ大きな構造物に一部とはいえ
落下の可能性があるというのは少し恐ろしい気がしますが、周囲から見るだけでもなかなか画になる建物ではないかと思います。
ランドマークという建物はこういうものであると思える展望塔です。
展望塔以外は広くてのんびりとできる景色の良い普通の公園です。

展望塔の脇をぬけて進むと鹿島港の中心に位置する岸壁から広大な湾内の景色を望むことができます。
左方、右方、前方の順に並べてみましたが巨大なタンカーが小さく見えるほど工場地帯が広がっておりこれだけでも見ごたえがあるかと思います。
この護岸では釣りもできるらしく釣り人も見かけました。

この公園は24時間開放されている公園ということなので夜間に工場を撮影に来るのにもいいのかもしれません。
掘込港を中心として北側に日本製鉄(旧:住友金属)鹿島製鉄所、南側に東京電力鹿島火力発電所・鹿島石油の石油プラントなどが
広がっており夜はまた、別の顔を見せてくれると思います。
ただ、工場地帯のど真ん中なので公園以外はほぼほぼ全部工場なので訪れる際には注意したほうがいいかもしれません。

護岸側を回り込んで塔を見てみるとしっかりとした展望台に見えます。
目前の工場地帯の光景の圧倒的な広さを見るにこの展望台から全景を望めたらどんなに良いものかと思います。
どうにかならないのだろうかといろいろ調べてみたところ、
「茨城県は、老朽化で2020年12月から利用を休止している港公園展望塔(同県神栖市東深芝)を大規模改修する方針を固めた。」
という2024年6月の記事を見つけました。
「本年度中に実施設計」するそうなので。この展望台を利用できる日も近いかもしれません。
もし、近くを通りかかることがあれば立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

公園に隣接してある鹿島港乗船所があります。
ここは港を周遊する遊覧船乗り場になっており「鹿島港遊覧船ユーリカ号」に乗って湾内を見学できるようです。
今度機会をつくり乗船してみたいと思います。

今回使用した機材は
「Nikon Z7」「Nikon NIKKOR Z 28-75mm F2.8」

「Nikon Z7」は4575万画素のセンサーを搭載しておりローパスフィルターレス仕様で解像力が高いモデルです。
精細な描写を期待できるので、景色や建物などを撮影するにはとても向いている機種かと思います。

「Nikon NIKKOR Z 28-75mm F2.8」はシャープな解像感のある風景写真やボケの柔らかい背景を活かすポートレートなど
スタンダードな被写体に広く対応します。
全域を通して、とても明るく、重量も約565g程度なのでカメラと組み合わせて気軽に撮影するにはもってこいのレンズです。
スナップ撮影などにも向いている、このレンズはお散歩がてらに持ち歩くのにはとても向いているレンズでしょう。
皆様もどこかにお出かけの際にはこのレンズをご検討いただくのもよろしいかと思います。


[ Category:Nikon | 掲載日時:24年09月01日 17時00分 ]

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