【Nikon】Z7&NIKKOR Z 50mm F1.2 Sで飯岡灯台のイルミネーション
昨年の撮影になります。
千葉県の銚子にある犬吠埼灯台は有名です。
本州のうち富士山頂を除けば初日の出を一番最初に臨めるという点でも知られています。
そこに連なる屏風ケ浦も有名で40~50mの高さの海食崖であり10kmほども東方面に向かって伸びています。
その端にあたる場所にあるのが飯岡灯台です。
私は知らなかったのですが、ここの灯台は時折、散歩で訪れるのですが2018年に「恋する灯台」に認定されていたそうです。
一般社団法人日本ロマンチスト協会(本部:長崎県雲仙市愛野町)と日本財団(東京都港区)が
共同で実施するプロジェクトに「恋する灯台プロジェクト」というものがありそれに認定されたのだそうです。
日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」の一環なのだそうです。
詳しくは「恋する灯台」で調べてみてください。
これに気が付いたのは「恋するライトアップ2020」というものがあり、「恋する灯台」に認定された飯岡灯台が、色とりどりにライトアップされるという記事を見たからです。
というわけで、さっそく足を延ばしてみました。
(※ただ、残念ながら今回の事態で2021年1月7日にイベントは終了となっております。)
灯台本体のライトアップに加えLED照明のバラ600本が幻想的な夜を演出していました。
今回は三脚等は持ち込まなかったので手持ちの撮影になります。
場所からして当然なのですが、風が吹き抜けており、なかなか寒かったです。
この飯岡灯台は高さが9.8mありますが、平均海面から灯台の明かりがあるところまでの高さが74mもあるのだそうです。
つまりこの岬は60mオーバーの高所にあることになるわけなのですので冬に訪れるにはそれなりに覚悟がいります。
この刑部岬に陽のある時に訪れると、九十九里浜と雄大な太平洋の海原が望め、眼下には飯岡の漁港と街並みが広がる素晴らしい景観を見ることが出来るスポットです。
陽が沈んでからの眺めも素晴らしく飯岡灯台が建つ上永井公園から見下す街の夜景も中々の絶景で、調べてみると「日本夜景遺産」 「日本の夜景100選」にも選ばれているようです。
繰り返しますが今回、三脚などは用意していないので手持ちで撮影しております。
さすがにZ7の撮影で手持ちで抑えるのは中々難しかったので感度を相当あげております。ざらつきは目立つところではあります。
陽が落ちてほとんど真っ暗闇の中で撮影したにしては手振れを抑え込めているとは思います。
ここにはうちの愛犬であるTOTOの散歩のために来ております。
ライトアップされているとはいえ、それほど明るいわけでもなかったのですがTOTOを撮影してみると、かなりしっかりと写し込めていたのには驚きました。
実際の肉眼で見た際に細部は見えづらいく、かなり暗かったのですが。
今回使用した機材はNikon Z7とNIKKOR Z 50mm F1.2 S
やはりミラーレスカメラということもあり携行性に優れ、一眼レフ機よりもスマートなボディなので軽快に持ち運ぶことが出来ます。
Z7は有効画素数4575万画素と高画素機でありISO 25600と高感度域に対応。画像処理エンジンEXPEED 6が画像処理の速度を向上させ高画質を実現しております。
今回は無理に感度をあげているのでざらつきが出ておりますが。
Z 50mm F1.2 Sは開放F値1.2の浅い被写界深度の中で、極めて高い解像力と大きく滑らかなボケが魅力のレンズです。
他では得られにくい解像力とボケの両立した画質を楽しんでみてはいかがでしょうか。