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【Nikon】Zf Ver.2.0でさらに楽しむオールドレンズの世界

【Nikon】Zf Ver.2.0でさらに楽しむオールドレンズの世界

「Nikon Zf」のファームウェアバージョン2.00が公開となりました。
Zf史上最大級の規模となった今回のアップデート。

JPEG撮影でも好みの色を撮影時からあてることができる「イメージングレシピ」などが使用できるNikon Imaging Cloudへの対応や、被写体検出モードに鳥モードが追加されたなど注目ポイントがいくつもありますが、今回この記事でクローズアップするのはマニュアルフォーカスレンズとの相性です。


早速ですが、撮影した写真をご覧いただきたいと思います。
こちらはNikonのFマウントレンズ「Ai Nikkor 50mm F1.4」を、マウントアダプターFTZを介して使用した際の写真です。そして下にあるのがこの写真のプロパティの一部です。

注目いただきたいのは下の「レンズモデル」という項目、そして絞り値の数値です。
まず下の「レンズモデル」の項目で、こちらは撮影後入力したものではなく、撮影時のExifに元から入っている情報です。
これまでもZfは電子接点のついていないレンズを使用する際、あらかじめボディ側でレンズの焦点距離と開放F値を設定することで、手ブレ補正の対応とExifへの情報記録が可能でした。
ですが今回のアップデートで、さらにレンズ名を撮影者が自由に入力することができるようになりました。
例えばこれまで、「50mm F1.4」という同じスペックのレンズを複数使い分ける際に、Exif側でレンズを見分ける手段がありませんでした。ですが名前が入力できれば、情報を見るだけで簡単に割り振りも可能になっています。
さらにレンズのF値の情報はこれまで開放F値が自動で記載されていましたが、追加でレンズの絞った際の値をボディのダイヤルで設定することで、撮影時の実際のF値を絞り値の部分に記載することができるようになりました。
オールドレンズは開放時と絞った時で大きく描写が変わるものがあります。撮影時の絞り値をデータで保存できることで、後で写真を見返しやすくなります。


こちらも「Ai Nikkor 50mm F1.4」での作例です。
最新の設計思想が盛り込まれたZレンズとは異なる、どこか味わい深く、それでいて線は細い独特の描写です。

続いてレンズを「PENTAX SUPER-TAKUMAR 55mm F1.8」に付け替えました。
こちらもオールドレンズを代表する有名なレンズの一つで、ニッコールレンズと比較すると線が柔らかく出るのが特徴です。

レンズを替えた際は、カメラ内の「レンズ情報手動設定」を該当するレンズに変更します。
マイメニューに登録しておくと呼び出しがしやすいので、オールドレンズをたくさん所有されている方はこちらを登録しておくと便利です。



開放では柔らかく、絞り込めばはっきりと写るお手本のようなレンズです。
そんなレンズだからこそExifでF値をデータとして残しておきたいところ。あとで見返したとき絞り値の情報が分かると、そのレンズの特性がより理解できるようになります。

そしてもう一つ追加された機能が、シャッター半押し時の拡大解除。
マニュアルフォーカスレンズではピントを合わせる際に拡大表示を使う機会が多いかと思いますが、シャッターボタンを半押しすることで自動で拡大を解除し、そのまま構図を追い込むことができるようになりました。

今回使用したのはいわゆる王道のオールドレンズです。
もちろんこれ以外にも、年代を超えて様々なレンズがございます。
自分だけの1本を見つけるという楽しみがあるのもオールドレンズの魅力の一つです。

往年の名レンズの数々を、クラシカルな見た目ながらさらに最新機能が盛り込まれた「Nikon Zf」とともに楽しんでみてはいかがでしょうか。

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[ Category:Nikon | 掲載日時:25年04月11日 17時00分 ]

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