本館5F Nikonフロアです！

年末年始、皆様はどのような写真を撮影されましたか？

私は大晦日にNikonが誇るフルサイズ機D800Eと自分の好きなフィルムカメラを持って

思いつきのまま滋賀県の近江八幡市にフラッと出かけてまいりました。

今回訪れた近江八幡市は1585年（天正13年）

豊臣秀吉の養子、豊臣秀次によって八幡山城が築城されたのをきっかけに開かれた城下町です。

しかし豊臣家の失脚と共に僅か10年で廃城となると、

その後は東海道や中山道、北国街道の交差する交通の要衝として商業が興隆していきました―――――――

今回訪れた地区は、当時の栄華を匂わせるが如く、伝統的建造物が180戸も立ち並ぶ、

「近江八幡市八幡伝統的建造物群保存地区」

というところです。

説明と共に数枚ご紹介させていただきます。

城下町の水路として築かれた「八幡掘」
廃城後の江戸時代、近江商人とともに栄えた町を支えた

Nikon D800E + AF-S NIKKOR 50mm 1.8 G
絞り:F4 / シャッタースピード:1/3200 / ISO:100

堀沿いには白壁の土蔵や旧家が建ち並ぶ

Nikon D800E + AF-S NIKKOR 50mm 1.8 G
絞り:F4 / シャッタースピード:1/640 / ISO:100

古くから近江商人の信仰を集めた日牟禮（ひむれ）八幡宮大鳥居

Nikon D800E + AF-S NIKKOR 50mm 1.8 G
絞り:F4 / シャッタースピード:1/4000 / ISO:100

ねこ 昼寝中

Фэд2 + Индустар 50mm F3.5 + Rollei Retro 400
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/250

大晦日ということもあり、境内はさほど混んでおらずゆっくりと散策することができました。

お堀沿いの道には桜の幹が並んでおり、桜の時期を狙ってまた訪れてみようと思います。

さらに・・・

近江の地を支え続けた由緒ある神社にお参りしたご利益（？）でしょうか

帰路の最中こんな風景に出会うことができました

Nikon D800E + AF-S NIKKOR 50mm 1.8 G
絞り:F2 / シャッタースピード:1/200 / ISO:100

Фэд2 + Индустар 50mm F3.5 + Rollei Retro 400
絞り:F3.5 / シャッタースピード:1/200

2012年の終わりに、綺麗な富士山を拝むことができました！

そして自分自身の1年間を振り返ると共に、

真新しいフルサイズデジタル一眼と、半世紀を越えるフィルムカメラ、

それぞれの持ち味を実感出来る充実した1日でした！

当初、D800Eの個人的な印象として、

「高画素過ぎて敷居が高い！」

「気軽に無心では使えない！」

と考えていた私ですが、いざ使ってみるとその思いはいい意味で強く裏切られました。

私はこの日、10年来の友人と出かけたのですが、

世間話をしながら、ほぼ設定をいじらず、絞り優先オートでひたすらシャッターを切り続けていました。

今回ご紹介したハイキー気味の写真、ローキー気味の写真、

それぞれ設定には全く気を使っていません。

すべて絞り優先オートです。

そんないい加減な露出コントロールにもギブアップせず、

白とび黒つぶれを抑えた写真を仕上げてくれる、D800E。

計算を全くせずに無心でどこかに行き、とりあえず撮ってみる。そんな、ノープランな私でも使える。

撮るシチュエーションどころか撮影する人間さえも選ばない万能性！！

これこそが今回D800Eを使った後に残った一番の感想です。

皆様も長くお持ちの愛機と、Nikonが誇るハイエンドフルサイズ機、D800E

双方を携えて知らない土地を訪れてみてはいかがですか？

今までとは違う世界を堪能できるかもしれません！

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