【OLYMPUS】アイデンティティを表現するカメラ
6/25に発売となるOLYMPUSのミラーレスカメラ「E-P7」
コンパクトさとクリエイティブ性に秀でたカメラとなっており、
抽象的表現ではありますがOLYMPUSらしさが、出ているカメラだと思います。
その代表例が「プロファイルコントロール」
カラーですと12色の彩度の細かい調整にシェーディング効果、シャドウ・ハイライトの調整が可能となっています。
モノクロですとカラーフィルター効果にシェーディング効果、粒状フィルム効果とシャドウ・ハイライトの調整が可能となっており、
カラーもモノクロも直感での操作が可能となっております。
PENシリーズのコンパクトさはさる事ながら、プロファイルコントロールを使用するだけで、
他の人には真似しづらい自分だけの写真作りを楽しむことができます。
プロファイルコントロールについては下の記事に少し詳しく記載しております。
※写真をクリックしていただくと該当記事に移動します。
上記記事ではカラープロファイルについて、メインで表記いたしました。
下の写真はシェーディング効果の調整例です。
見てわかるように、シェーディング効果とは四隅を暗くしたり、明るくして少し白くしたりできます。
同じ構図でもシェーディング効果で写真のイメージが大きく異なります。
それでは、いくつかプロファイルコントロールを使用した写真をご覧ください。
カラープロファイルでピンクを強調した写真です。
WB調整でも難しいような色表現が出来ています。
モノクロでプロファイルコントロールを行いました。
設定としてはシアンフィルターを一番強くしています。
そのほかにもシェービング効果を暗くしコントラスト上げており、全体的に写真というよりスケッチの様な絵作りになります。
そして、カラープロファイルで他のカラーを徹底的に抑えて赤系統の色だけ強くした場合、
花の主張が強くなり、とても印象的な写真になります。
強調する色を青にしたら赤を強調した時とは全く違う写真に。
プロファイルコントロール機能を使用する事で、
全て同じ被写体ですがそれぞれ個性があり、
今回ご覧になって頂いたように通常では表現し難い様々な写真を作ることができます。
こちらの機能は今回発売となる「E-P7」とすでに生産終了した「PEN-F」のみとなります。
今回の写真は全てPEN-FとM.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8の組み合わせで撮影しております。
25日に発売となるE-P7はプリセット機能が付いており、プロファイルコントロール機能の設定を登録する事ができますので、
PEN-Fの時よりさらに機能を使いやすくなっております。
冒頭で申し上げたようにコンパクトさとクリエイティブ性に秀でたカメラであり、
撮影者のアイデンティティを表現する唯一無二のカメラだと思います。