【OLYMPUS】マクロでレオパフォト
通勤途中、目の覚めるような青空や城でも隠れていそうな立派な白い雲を見かけるたびにシャッターを切りたくなる日々を送っています。
ただ暑さも相まって外出が憚られるのも確かなので、以前撮影していた爬虫類を紹介していこうかと思います。
使用した機材は「M.ZUIKO DIGITAL ED60mm F2.8 Macro」です。
苦手な方もいるかとは思いますがカメラ女子ならぬ爬虫類女子も珍しくなくなってきています。かくいう筆者も身近で言えば父が昔から飼育しています。大の生き物好きの父は昔から犬猫、小動物、鳥、熱帯魚、海水魚と飼育していたのですが一貫して飼育を続けているのが爬虫類でした。
ということでまず紹介するのは以前ブログに登場していたこともあるヒョウ柄のような模様のヒョウモントカゲモドキ、英名ではレオパードゲッコーといいます。
レオパの愛称で親しまれていて飼育用品が揃えやすく比較的省スペースで飼育できること、紫外線が必ずしも必要でないこと、昆虫でなく人工フードで飼育できる(個体差あります)こと、動きが機敏でなく基本的に穏やかな気性でハンドリング(触れ合い)が容易なことからペットリザードの中でもベスト3間違いなしです。模様や体色も様々でヒョウ柄のスタンダードなものからオレンジ~赤っぽい色、白や黒もあります。それぞれ心をくすぐるかっこいい名称もありますが長くなるので割愛。
さすがに犬猫のようにとはいきませんが、エサの用意をしているとシェルターから顔を出し、のそのそと近づいてきたりすると可愛いなと感じます。食べ終わったらすぐシェルターに入って尻尾しか見えないなんてこともざらですがそんな現金なところも可愛いのです。太くなった尻尾はラクダのコブのように栄養を貯められ、給餌は成長度合いにもよりますが数日に一度でいいので、忙しい現代人には向いたペットではないでしょうか。
動きも普段はゆっくりでユーモラスな印象です。飼育当初はシェルターに引きこもっていたのが何カ月と経つうちに環境に慣れ、シェルター外で行き倒れたかのように寝ていたりするとちょっとした感動があります。腕や足がくにゃっとしていたりして一体どうなっているのか思わず観察する人も多いはず。
人工フードも各社からそれぞれ登場しており、固形フードを水でふやかすものや粉末を水で練るもの、チューブから絞り出すものなどがあります。保管の仕方や消費期限、飼育環境や個体の好き嫌いによって使用しているものも変わってくるかと思います。筆者が子どもの頃は昆虫一択といった雰囲気だったことを考えると便利な世の中になったものです。シェルターも陶芸作家の方がカラフルで可愛いものを制作していたりして選ぶ楽しみが増えています。
実は瞳の表現もいくつかあったりします。実家のレオパたちはほぼ縦瞳孔のいかにも爬虫類といった瞳ですが、まるでルビーのような赤い瞳や人気が高い真っ黒な瞳など。つぶらでうるうるに見える黒い瞳は人気が高いのもわかる気がします。ちなみに筆者としては恐竜好きなので縦瞳孔推しです。
いかがだったでしょうか。
35mm判換算120mm相当の単焦点中望遠マクロレンズであるこのレンズ、最短撮影距離は0.19mとレンズ先端から10cm近くまで寄ることができます。寄れつつもある程度の距離を保って大きく写しだすことができるので今回の撮影には重宝しました。
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