【OLYMPUS】晴色景色 2日目【E-M5 Mark III】
筆者が写真を撮影しに出かけると大体雨が降ります。
帰り際、僅かに晴れることがありますが、それは稀です。
紅葉も終わりいよいよ冬本番。
今回は『OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III』を使って撮影を行ってきました。
使用したレンズはPanasonic LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S.
今までE-M5MarkIIを使用する際はOLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PROレンズを使用していました。
純正の相性とF2.8通しの明るいレンズ。35mm判換算で24-80mm相当。
他メーカーでの(筆者内の)大三元と同じ位置づけ。
しかし12-60mm F2.8-4.0をE-M5MarkIIIに付けてみたところボディとレンズのバランスが良い!
色合いも合う、重さのバランスもちょうど良い、見た目の印象もPROレンズと同じくらいカッコいい!
MFクラッチ機構は付いていないのでAFとMFの切り替えは本体で行う事になりますが、スナップ撮影メインなので置いておきましょう。
マイクロフォーサーズは開放から解像感があるので余り絞らず撮影する方も少なからずいるのではないでしょうか。
今回は敢えて開放ではなく少し絞って撮影を行いました。
35mm判換算で24-120mm相当。しかもF2.8-4.0。
テレ端80㎜だともう少し欲しい時がたびたびありましたがこのレンズはテレ端120㎜なので、もう少し!を叶えてくれます。
ワイド端にせよテレ端にせよ、このシャッタースピードで手ブレを起こさないのは筆者の構え方が良い。
のではなく3代目となるE-M5MarkIIIの手ブレ補正機構のおかげだと感じます。
作法としては問題があるのかとは思いますが片手で撮影を行っています。
ストラップも付けていません。コンデジを扱うかのごとくバッグから出し入れし撮影をしています。
それでもまったくブレません。
※Panasonic製のレンズを使用する場合レンズ側の手ブレ補正を切る必要があります。
ここまですべての写真でオリンパスのアートフィルターを使用しています。
筆者の乏しい感性とイメージ力を搔き立ててくれる機能だと勝手に思っております。
被写体や気分、雰囲気などによってアートフィルターを変えて撮影するのは楽しさが倍増します。
やはり帰り際に晴れてきました。
軽量化に伴い外装が少しチープになってしまったこと。
4K動画撮影機能が搭載されたことによりマイクリップス動画機能(秒数を設定し撮影後に動画を合成する機能)や動画エフェクト機能など、マイクロフォーサーズとはいえクオリティ高く、クリエイティブに動画撮影を行える機能が無くなっていたこと。
その2点に関しては個人的な感想にはなりますが筆者の中で物足りない気持ちでした。
ですが個人的な感想を除けばE-M5シリーズでは初めて2000万画素を超えたセンサーとOM-D E-M1 Mark IIと同等の121点オールクロス像面位相差AFを搭載したことで、より一層ブラッシュアップされ使い勝手と高機能を両立させたバランスの良いカメラに仕上がっています。
懸念していたバッテリーBLS-50も半日撮影に出かけましたが、自宅に着いて確認すると70%程残量があり電池持ちの不安も拭えたように感じます。
AFやセンサー、手ブレ補正など基本的な写真撮影に関しての機能から4K動画撮影や、
アートフィルターやライブコンポジットなど写真撮影を楽しめる機能も併せ持つ正統進化した万能ミラーレスE-M5 Mark III。
是非お手に取ってみてはいかがでしょうか。