【OLYMPUS】E-1で行く。生田緑地ばら苑。
とある休日、神奈川県川崎市にある生田緑地ばら苑に行ってきました。
新宿から小田急線で揺られること約20分。
向ヶ丘遊園駅で降りて、駅からかつて向ヶ丘遊園まで走っていたモノレールの軌道沿い進み、
長い坂道を上り林を抜けると生田緑地ばら苑にたどり着きます。
歩く時間にして約20分。散歩にはちょうど良い距離です。
元々は駅名にもなっている向ヶ丘遊園内に設置されていたばら苑となります。
2002年の遊園地の閉園に伴い、生田緑地の一部として川崎市に引き継がれました。
ばら苑は年2回、春と秋に公開され、春はおよそ805種3,300株、秋はおよそ625種2,900株のバラを見ることができます。
今年の公開は11月4日日曜日までとなっています。
今回のバラ撮影に用意したのは、OLYMPUS E-1とZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro。
OLYMPUS E-1は2003年10月にオリンパスのフラッグシップフォーサーズ機として発売されました。
画素数は500万画素と時代を感じさせますが、搭載されたコダック製のCCDセンサーとオリンパスの色づくりは、
ほかの機種にはない魅力を今でも放っております。
残念ながら生憎の曇り空。ただ、影が出にくいので花の撮影にはちょうどいいです。
苑内綺麗に整備されていて、品種毎に名前の札がついています。
まず目についたのが「フラグラント・クラウド」。日本語に訳すと「香りの雲」だそうです。近づくとバラの香りが広がっています。
イングリッド・バーグマンという名前は映画「カサブランカ」や「誰が為に鐘は鳴る」などで知られる女優に由来しているとのこと、ビロードのような花びらがとても美しいです。
今度は「スーパースター」という品種です。マクロで接写するとオレンジ色がボケの中に溶けていきます。
淡いピンクに包まれているのが「ミシェル メイアン」。花の名の由来は、作成者のフランシス・メイアン夫妻の娘の名前だそうです。
幾重にも花を重ねる「セプタード・アイル」というバラは、シェークスピアの歴史劇「リチャード2世」のセリフに由来するそうで「王が治める島」という意味です。
このほかにも、たくさんのバラがありゆっくりと楽しむことが出来ました。生田緑地ばら苑は都心からも近く、沢山のバラを楽しめるスポットです。
開園期間は11月4日日曜日までとなりますので、秋のお散歩にいかがでしょうか。