梅雨も近づき、雨や曇りの多くなりがちな5月中旬、今回は東京都府中市にある府中の森公園へ。
ここ最近の行動範囲が電車で1時間以内に限られている気がする筆者ですが、こういった緑の多い公園を散策するのは健康維持の為にも必須のような気がしています。
曇り空ですが気温もやや高めのこの日、気持ちの良い風が吹く散歩日和でもありましたが、公園内は人出がかなり少ない様子。広角端の画角が84°もある『M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO』で撮ると、さらに閑散と感じます。



平日の昼前とはいえ、普段なら多くの人がいるであろう芝生の広場や森の中は無人になる瞬間が多々ありました。喧騒とは程遠い中で、鳥のさえずりや虫の声が安らぎを与えてくれます。



どちらかというと、この日は園内の木々を剪定する業者さんの数の方が目立っていた気がします。これだけ多くの木々が茂る公園での選定作業は、まさに大仕事の様です。

ただ、撮影という観点だけで見れば、人気のない公園というのもある意味良いカットが取れる場合があるかもしれません。より自然がクローズアップされ、静かな雰囲気を醸し出すことができます。


こちらのカットは、アートフィルター「クロスプロセス」で撮影。予想外の発色と色で非現実的な雰囲気を表現するアートフィルターで、世界が緑一色のとなり幻想的な森林という感じになります。


森林公園など緑の多い大きな公園の撮影で、ともすれば同じ絵面になりがちな筆者は、やはりアートフイルターで楽しむことが多いです。その時、場所にあった表現を楽しむことができ、仕上がりも意外と予想外のものになることも多いので後日大きな画面で見る楽しみも増えます。各メーカーでも同様の機能を持つ機種は多いですが、メーカーごとに違ったアプローチを見せる表現は使っていて面白いものではないでしょうか。
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