
【OLYMPUS】OM-D E-M5 Mark II×ラフモノクローム
写真の整理をしていると、普段の自分からは想像もしない方法で撮影した写真が出てくることはありませんか?
その時々に憧れている写真家さんや、ハマっている撮影技法などなど、写真を振り返るといろいろな事を思い出します。
今回は数年前に撮影したモノクロ写真をご紹介。
(数年前と言うこともあり撮影に使用したレンズは不明となります)
ラフモノクロームとは。OLYMPUS製のカメラに搭載されたアートフィルターの1つとなります。
OLYMPUSにはピクチャースタイルとしての通常のモノクロもありますが、アートフィルター内のラフモノクロームは粒子の粗い白黒写真ならではの力強さを表現した機能となります。
撮影する作品のテーマをより強調した作風に仕上がります。
途中から追加されたラフモノクロームⅡは、ラフモノクロームⅠよりも少しコントラストを弱め、程よい力強さのモノクロ写真が撮影できるアートフィルターとなっています。
普段、と言うより最近はカラフルかつハイキーな写真を好んで撮っていますが、時々スイッチが入ったかのようにモノクロ写真が撮りたくなる時があります。
特にOLYMPUSのラフモノクロームは通常のモノクロよりも濃いイメージがあり、自分の作風や気分を変えたい時などにはうってつけの機能なのではないかと感じます。
ポートレート撮影にもベストマッチなラフモノクローム。
ストロボを焚くことで、より一層白と黒が強調されます。
OM-D E-M5 Mark IIやPEN-Fではボタンのカスタマイズが可能です。
筆者はいつもレンズ横のボタンにマルチFnのハイライトシャドウを設定しています。
撮影中にハイライトシャドウの設定を変えることができます。
あとから編集となるとイメージが掴みづらいため筆者は通常の撮影の際にも多用しています。
アートフィルターの数も多く、ボディは小型軽量なOLYMPUS、さらには自分だけの使いやすさを追求できるカスタマイズの幅広さで撮りたい時にラフに撮影することができます。
通常のモノクロ撮影も楽しいですが、他社にはないOLYMPUSだけのラフモノクロームを体験してみてはいかがでしょうか。