【OM SYSTEM】梅雨に一番輝くメーカーといえば・・・?
OM SYSTEM(OLYMPUS)のカメラの防塵防滴性能を疑う人はいないでしょう。
土砂降りの雨をものともせず、カメラマンが収めたい一瞬を確実に記録…。この安心感の虜になった方も多いはずです。
フラグシップのOM-1は何とIP53に対応。
(3という等級は、「垂直より左右60°以内からの降雨によって有害な影響を受けない」という意味を持ちます)
メーカー自ら防塵・防滴等級を明記しているということは、これはひとえに自信の表れでしょう。
以前、大雨の中を傘もささずにOM-1と散歩に出かけたことがありました。
顔を打つ雨粒のあまりの冷たさに、カメラよりも先に私が故障しそうになったあの日…。
私はただただ、手の中に納まる小さなボディのタフさに感動したのでした。
こちらはその時撮影した写真です。
滑つくソウルレッドクリスタルメタリックの質感が見て取れます。
赤は再現が難しい色、かつこのボディカラーは光の当たり方によってさまざまに表情を変えるのですが、
・側面のギリギリ白飛びしていない部分の赤
・後面のバンパーの明度の高い赤
・底面の極彩の赤
をちゃんと再現できました。
公園に立ち寄り、電子シャッター1/32000で水を写してみました。雨粒も含めすべてが止まった世界が出来上がり、吹き出す水はまるで水飴のようです。
高速連写した中の一枚を現場で選定しましたが、そんな悠長なことができるのも確かな防滴性能があればこそ。
さらに足を伸ばすと、雨足が強くなってきました。
まるでけぶったようにコントラストを失った世界、その向こうに軍基地のパラボラアンテナがそびえています。
バッグに忍ばせていたM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PROをマウントし、パシャリ。
このレンズは沈胴式で、伸ばした後はインナーズームなのでズーミングで水を吸い込む事はありません。
画面の隅々までシャープな描写力と相まって、私の好きなレンズです。
正味2時間ほどの撮影を終え帰宅すると、カメラからは滝のように水が滴っていました。
風が強かったため、「垂直より左右60°以内からの降雨」どころではない様々な方向から雨に打たれたOM-1は涼しい顔。
「まだまだいけるぜ・・・?」という声が聞こえてきそうです。
対する私は体中びしょびしょでぐったり。これは明らかにOM-1の勝利です。
・・・
ここからは別の日にOM-D E-M1 Mark IIIで撮影した雨の写真です。
せっかくの休日。さあ散歩に出かけるぞと意気込んだところ、カーテンを開けるとあいにくのお天気。
降りしきる雨に少し重い気持ちで歩いていましたが、つられて下がった視線のおかげで素敵な世界を見つけることができました。
草陰のメリーゴーラウンド、駆ける馬は楽しそうです。
少しだけ小降りになったタイミングを見計らい、紫陽花をパシャリ。
液晶ディスプレイに写る爽やかな青に夏の面影を感じ、もうすぐ来るであろう光の季節に思いを馳せます。
あと何週間かしたら、この紫陽花のような深い青が世界を包み、雨の代わりに汗が地面を濡らすのでしょう。
また別の場所にも馬が!
じっと見ていると、頭がタツノオトシゴのように見えてきます。
〇でチョンと描いただけの目が愛らしいです。
この日は小雨でしたが、それでも散歩を終えるころには全体がびしょびしょになっていました。
勿論何の問題もなく、すべての機能がしっかりと動作します。
小型軽量高画質、それに高耐久が加わったOM SYSTEM(OLYMPUS)のカメラは、梅雨の季節を乗り切るための強い味方です。
普段他のマウントを使われている方にこそおすすめしたい、カメラ界のヘラクレス。
お求めの際はぜひマップカメラで!
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次回の梅雨のおすすめ機材特集もお楽しみに!
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