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【OM SYSTEM】OM-1と望遠レンズで撮る4月の風景

関東地方各地で桜が咲き始めています。この時期、朝の通勤の風景もいつもとちょっと違います。どこかに遊びに行くと思われる方をたくさん見かけます。そしてみなさん、着ている服も春っぽくなってきているのがわかります。そんな私も春を感じようと先日、自宅付近の川沿いを自転車で撮影の散歩にでました。

今回はOM SYSTEM OM-1 と M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 ISを持っていきました。どんな春らしい写真を撮れるか楽しみです。

 

せっかくの超望遠ズームレンズなので、まず野鳥を撮ってみようと自転車で遊歩道をゆっくり走りました。写真だけ見るとちょっと寂しい景色に見えるかもしれません。でもここの遊歩道は釣り、ジョギング、徒歩、犬の散歩などを楽しむ方が大勢訪れます。実際、この先に向かって走っていくとそんな方たちがたくさんいらっしゃいました。

 

遊歩道と川の間にある枯草が生い茂っているエリア(ここの川沿いにはそんな場所がたくさんあります)でシジュウカラが遊んでいるところを撮ることができました。野鳥撮影をしているとよく見かける鳥ですが、実際撮影できたのは恐らく今回が2回目です。400mm (換算800mm)で撮影しています。かわいらしい外見ですが、前から見る姿と・・・・・

 

横から見る姿でちょっと印象が変わります。羽の色が素敵です。白黒の前身からは想像できない、その意外性のある後ろ姿がとてもかわいくて好きです。

400mm (換算800mm )で撮っています。被写体とその背景の距離がある程度離れていることもあって、この2枚の写真は背景のボケがとてもきれいです。望遠レンズならではの写りがとても気に入っています。

 

そこからさらに先に進んで野鳥を探しました。遊歩道沿いに公園があるのですが、そこにある大きな木に鳥が止まっているのが見えました。20メートルくらいは離れていたと思います。肉眼だと鳥がいる、ということくらいしかわからないのでファインダーを覗いて、レンズを望遠にズームすることでどんな鳥がいるのかを確認します。初めて見る鳥です。家で鳥の名前を調べました。カワラヒアという鳥です。

 

木や葉の色に近い鳥で、距離もちょっとあったのですが、見つけられてよかったです。またひとつ野鳥の名前を覚えました。

 

AFの被写体検出は「鳥」を選択して撮影しました。結論から言うとかなり高い確率で検出してくれたように思います。例えば上の写真の枯草の向こうを泳ぐカモを撮るときも検出してくれてました。

 

野鳥撮影を切り上げて桜を見に遊歩道沿いを自転車で15分くらい走りました。桜はまだ三分咲きくらいでしょうか。これから段々ときれいになっていくでしょう。望遠レンズは画角が狭いので良い部分だけを切り取れるのが強みです。

 

背景のボケがとてもきれいです。後ろの菜の花畑が見事に溶けています。ちなみに写真には写っていないですが、親子連れ、春休み中のちびっ子達やお年寄りの方々など多くの方が花見を楽しんでいました。

OM-1とM.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS の組み合わせの撮影は快適でした。AFの反応は速いですし、レンズの焦点距離はフィルム換算で200-800mmになるのでとても心強いです。小さな野鳥など、遠くの被写体を捉えられる可能性が増えるのはありがたいです。そして手持ち撮影でそれを可能にするのがマイクロフォーサーズセンサーを搭載したカメラの強みです。もちろん小さな野鳥を望遠端で捉えても撮れた被写体はやはり小さい(ことが多い)です。なので、今回ご紹介した野鳥の写真は少なからずどれもトリミングしています。それでもカメラのセンサーのサイズからするとその画質は本当に素晴らしいと思います。

また、このカメラとレンズの組み合わせで撮る花や風景も楽しいです。今回のように、まだじゅうぶんに花開いていない桜なども、レンズの画角が狭いという特徴を活かした撮り方ができます。

人や花など、改めていろんなものが活動を始めたと感じた今回の撮影でした。

 

今回使用した組み合わせです。 新品商品は当社インターネットサイトからのご注文で【ネット限定 マップカメラ2年保証対象】です。

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[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:24年04月09日 17時01分 ]

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