【OM SYSTEM】OM-1と桜と
一年が過ぎることが、あっという間だなあと感じることがしばしばありますが、
皆さんはどのようなときに感じますか?
私は、毎年、桜が咲いて、そして散るときに、そのような感慨に浸ります。
春先に通勤なんかをしていると、ふと視界に映り込む薄いピンク色。
寒さが和らいで、日差しの暖かさが心地よくなってきた時に現れる桜は
去年の今頃の事を想起させ、そして一週間もしないうちに散ってしまう、はかない存在です。
さて、今年もそんな桜の季節がやってきました。
毎年、私は家族とともに花見をすることが恒例でして、
今年も無事に見に行くことができました。
今回は、OM SYSTEM OM-1とM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO IIで撮影した桜の様子を
皆さんにもおすそ分けできれば幸いです。
満開から三日ほど過ぎて、少々葉桜になってしまっていました。
日の光に透ける桜は、なんだかより一層儚げで、とても好きです。
ふと頭上を見上げると、ヘリコプターが通り過ぎていきました。
テレ側の40mmでは足りなかったので、トリミング。空から花見ができたら、きっと壮観でしょう。
ふと、シャボン玉が視界を横切ります。
地面に落ちたあとも、長生きだった子を接写で撮影してみます。
実は一緒にHASSELBLAD 500C/Mを持ち出していました。
スクリーンに映る原っぱは、立体感があってよいですね。
今回、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO IIを久々に使いましたが、
さすがPROレンズの2.8通しの標準ズームレンズというだけあって、文句のないよい描写をしてくれます。
OM-1では同じくレンズキットとして存在するM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROもありますが、
開放委F値における描写の緻密さや立体感、ボケの仕方なんかは、12-40mmが一枚上手なような感じがしました。
12-100mmはより幅広い撮影距離に対応できるのが魅力なので、どちらとも持っていても問題なさそうです。
OM-1と組み合わせたサイズの塩梅もちょうどよいので、普段使いにもおすすめの一本です。
それでは。
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