【Panasonic】気ままに動画撮影を愉しむ
今回撮影に持ち出した機材はPanasonic「LUMIX DC-S1H」です。
Panasonicと言えば動画に強いイメージですが、その中でも放熱ファンの搭載などミラーレス機の中でも異彩を放つカメラを持って街に繰り出してみました。
雨上がりの水たまりを撮影した一枚(動画から切り出し)
写真撮影では定番の構図ですが、この反射を利用して動画でも撮影してみました。
撮影してみると、水面の揺らめきや往来する人の流れなどの動きがアクセントとなって思いのほか面白い映像になりました。
撮影した映像はこちら
撮影はV-Log 記録、編集で上下反転、グレーディングをしています。
今回は24fps撮影ですが、スローモーションで撮影するとより印象的な映像になったかもしれません。
次は夕日を撮るために豊洲に行った際の一枚。
撮影日は残念ながら直前まで雨が降っており、曇り空。
この画像はV-Logで撮影した映像を見やすくするためにPanasonicが提供しているRec.709 LUT(一般的なビデオガンマに近い色味)を適用した結果です。
実際の見た目には近いのですが、雲が多くイメージしていた夕日の風景には程遠い印象です。
しかし、ここは14+ストップのダイナミックレンジを持つV-Log記録のメリットを生かしてグレーディングで調整をしてみます。
最初の曇天のイメージからはだいぶイメージに近い映像に仕上げられたと思います。
過度なグレーディングは映像に破綻を起こす恐れがあり、慎重に行う必要がありますが、10bitの情報量で記録のできるPanasonic Sシリーズであればグレーディング素人の私でもイメージに近い映像に仕上げる事が出来ました。
完成した映像がこちら
動画撮影というと身構えてしまうのですが、特にテーマもなく気ままに撮影してみてもこれだけのものが撮れました。
皆さんも動画撮影に挑戦してみてはいかがでしょうか。
~より手軽に動画撮影したい方はV-Log撮影にも対応したS5もおすすめです~