【Panasonic】DMC-LX100 の 4KPHOTOを切り撮る
ここは何処?
アイスコーヒーに浮かぶ氷の照り。
カメラを持っていて、何気なくシャッターを切ったような写真ですが、
これはPanasonic LUMIX DMC-LX100で撮影した4K動画から切り出した画像。
つまり「4Kフォト」。
こちらは初夏の日差しが向こう側から差し込むお昼時。
もちろんこれも「4Kフォト」
「写真を撮ろう」と思って写真を撮ることや、
「動画を録ろう」と思って動画を録った経験はあります。
しかし「写真を撮るために動画を録る」なんて作業は初めての経験でした。
「動画の切り出し画像なんて画質が粗くて写真にはならない。」
そう思っていたかつてのイメージを払拭するかのように、
約800万画素の4Kフォトは思いの外、写真として成立しています。
では、せっかく便利な4Kフォト。
どのように活用すればいいのでしょうか。
例えば、歩道を挟んだ向こう側にあるアンティークな椅子たち。
道行く人々がカメラの前を横切り、なかなかシャッターチャンスが掴めません。
しかし4Kフォトなら、動画を録りっぱなし。
そして画面上から人通りが無くなるほんの僅かな瞬間を写真に切り出します。
例えば、日陰の通路と日が当たる扉。
露出はどうしよう、ピントはどこに置こう。
各種設定を調整しながら動画を録りっぱなします。
そして再生しながら、いい塩梅のところで切り出し。
例えば、揺れるブランコや駆け抜ける車。
流し撮りで写真を撮りたいところですが、ここでも4K動画で録画。
流し撮りをしている最中、多くのカメラの場合
シャッターが切れればファインダーは一瞬ブラックアウトします。
しかし動画撮影なら液晶モニターは被写体を映し続けます。
つまり動く被写体をなぞるように録画するだけ。
いい感じに流しが決まってる瞬間を写真に切り出し。
今回「4Kフォト」を撮るために無理やり動画を録った感は否めないのですが、
もし録画していた4K動画を観てて「この瞬間素敵!」と思った時、
それを後から写真にできる恩恵は大きいと思います。
例えば、ミュージシャンが演奏しているプロモーションムービーを録画しておき、
後で名シーンをアーティスト写真として切り出し。
こんな風に、使い方はいろいろ。
もし今800万画素の4Kフォトが、2000万画素くらいで撮影できるようになったら、
私たちはシャッターを切るという行為をしなくなってしまうのかな・・・いや、それはない!
なんていう妄想に耽りつつ、初めての4Kフォト撮影を楽しむことが出来ました。
最後に「決定的瞬間!」 ※もともとこの状態で止まっています。
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