【Panasonic】LEICA DG望遠ズームで猿島の遺構を撮る
「LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm F2.8-4.0 ASPH.」を持って横須賀の猿島へ行ってきました。
古代からある自然島で、江戸から昭和にかけて東京湾の要塞として整備されたこの島、今では東京から日帰りで行ける無人島として人気のレジャースポットになっています。
切通しの壁は高さ約4mから一番高いところだと9.5mだそうで、これをつるはしで掘り進めていったというので驚きです。
木漏れ日の中の緑がとても美しいですが、複雑に蛇行した通路でわざと見通しを悪くしているのを見ると、ここが戦闘を想定した要塞であったことを思い出します。
トンネル内に入るとわずかに上り坂になっており、中程を過ぎると下り坂になっていきます。
入った瞬間は坂で出口が見えず真っ暗です。これも戦闘のための工夫だそうです。
明治時代にサーチライトを使用するため作られたという変電所は今も現役で機能しており、島内の電力をすべてまかなっているといいます。
要塞の為に作り替えられた島ですが、実際にここで戦闘が行われることはなかったそうです。
レジャースポットとしてのイメージが強かったですが、砲台跡や兵舎跡などを見学したことで改めて歴史について考えさせられました。
今回は遺構に注目しましたが、自然も豊かな場所なのでまたの機会に動植物などを撮りに訪れたいと思います。