今回はPanasonic LUMIX G9PROIIと超望遠ズームLEICA DG VARIO-ELMAR 100−400mm F4.0-6.3 II ASPH. POWER O.I.S.との組み合わせで9月の風景を撮影しました。まだまだ暑いとはいえ、昆虫や鳥を撮影することが好きな筆者は、生き物が活発に動いている晴れの日に撮影へ赴きました。
蝉の抜け殻が木にはりついていたのを発見し撮影しました。子供の頃、真夜中の自宅のベランダで、植物の葉にくっついていた蝉の幼虫から真っ白な状態の成虫が出てくるところを見て感動したことを思い出します。
G9PROIIのボディ内手振れ補正は前機種のG9PROの6.5段からさらに強力な8段になっています。またボディと対応するレンズの組み合わせで手振れ補正を連動させたDual I.S.2ではシャッター速度最大7.5段の補正効果が得られます。このような飛行機の撮影が手持ちで撮影できるのは嬉しいです。写真を見てもわかるように、この日は撮影条件に恵まれた日だったので安心してシャッターをきることができました。もっと暗かったり、あるいは強風が吹いているときなどの撮影なら、この手振れ補正の強さをより実感することになるでしょう。
ちょうどハチが花のところに遊びにきていました。飛び立つところを撮ることができました。動きの感じられる写真を撮影するのはいつでも楽しいです。
日中の気温がまだ高めの時間帯だったこともあり、野鳥の鳴き声は聞こえるものの、なかなかその姿を現わしてくれません。見つけられないまま草木が鬱蒼と生い茂っている場所を通り過ぎたとき、運よくメジロが遊んでいるところに遭遇しました。ロケーションといい、鳥の表情といい、とても良い瞬間を収めることができました。しかもかなり近くで撮れたのでトリミングをせずに済んだのも嬉しいです。
これはそのメジロがその後、私の前から離れて奥に行ってしまったところをカメラで追ったものです。結構距離があるのでトリミングしています。ここではAFの自動認識機能(認識の対象は動物)を使用しました。枝や葉に被写体の一部が隠れてしまうことがあっても、カメラはそれを認識していることを示す四角の枠を表示していました。そして被写体がもっと暗い場所に移ったときも、しっかり認識するなど、精度の高い印象を受けました。
この日、野鳥の写真が撮れたのはこのときだけでした。良い写真に加えカメラの持つAF機能の良さも感じられた楽しい数分間でした。
キアゲハが元気に飛んでいました。野鳥とは対照的に蝶々やトンボは日差しが照り付ける中、元気に飛び回っている姿を何度も目にしました。
G9PROIIがもつ機能のうちのひとつ、ハイレゾモードで撮影。ハイレゾモードとは連続自動撮影して合成処理を行って高解像度な画像を作り出す機能です。今回から最大約1億画素の写真が手持ちで撮影できるようになったのが大きな特徴です。GH6やS5IIなどと同様に、カメラ左上のモードダイヤルを「ハイレゾ」に回せば撮影できます(細かい設定はMENUに入って行います)。
LUMIX Magazineサイトの作例写真を参考にしながら、同じように撮影した写真が上画像のものです。そしてその中央部を切り取ったものが下画像です。
高解像度なのでこれだけ切り取っても画質は崩れません。G9PROIIでは、モードダイアルにこの機能を載せることで、多くの方がハイレゾショットを気軽に楽しむことができます。秋の風景撮影でも是非使用したい機能です。
それにしてもG9PROIIで撮ったここまでの写真、緑色の発色が凄く良いです。
アオスジアゲハです。こちらもきれいな色をした蝶々です。この写真は背景にきれいな玉ボケが写っています。玉ボケは背景をぼかしたり葉に反射する光などいろんな要素が絡んでできるようですが、私の場合は偶然できたものです。撮影時には集中していて気づきませんでした。しかしこうしてみると、とても綺麗だと感じます。
9月とはいえ、外は8月と何ら変わらない暑さでした。この時期にカメラを持って散歩に出るには時間帯等、ある程度考えて出かけたほうが良さそうです。
とはいえ、G9PROIIで被写体の生き生きと活動する様子をファインダーに収める機会に恵まれて幸運な1日でした。
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