【Panasonic】S9によく似合うおすすめ軽量レンズ「LUMIX S 85mm F1.8」
6月20日(木)にパナソニックから発売された話題の新製品、LUMIX Sシリーズ初のフラットデザインのフルサイズミラーレス一眼「DC-S9」。
小型・軽量ボディで重量は約486g (本体、バッテリー、SDメモリーカード含む)とSシリーズとして最軽量。
「いつもこのカメラと一緒に出かけたくなる」
そんな気持ちにさせてくれる、どこにでも連れ出せるコンパクトボディが魅力的なカメラです。
S9の各種キットとして展開されている、標準ズームレンズキットの「LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6」や高倍率ズームレンズキットの「LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S.」の他にも、Lマウントアライアンス各社からさまざまな種類のレンズが展開されております。
そこで今回はコンパクトボディの「S9」によく似合うおすすめの軽量レンズを作例とともにご紹介してまいります!
今回ご紹介するのはLUMIX S 85mm F1.8、撮影を行ったのはS9発売前でしたので「LUMIX S5」を使用して撮影しています。
85mmといえば柔らかなボケ、存分に楽しむべく開放でシャッターを切っていきます。
ピント面は引き締まったシャープな描写。
薄いピンクのバラが垣根から顔をのぞかせていました。
今回フォトスタイルはナチュラルで撮影しています。
ビビットになりすぎず、お昼のスナップにちょうど良いと感じるフォトスタイルです。
見たことのない不思議なものが落ちている…と思い近づいてみるとじょうろの先端でした。
落ちていた理由は不明ですが、先端がなくなったじょうろの水の出具合はとんでもないことになってしまうのではないかと心配です。
畑のネット越しに撮影したので緑色の前ボケが入っていますが、それによって謎の遺物感があり気に入っています。
85mmというレンズはよくポートレート撮影で用いられますが、筆者はスナップ撮影にも最適だと思っています。
目で集中してみた時よりもだいぶ狭く、被写体を目立たせることが得意なレンズで、
「これを見せたい。」と思ったときにその被写体を強調させ、より面白さを引き出すことができると感じるのです。
散歩などをしていて面白いものを記録したい。という方には抜群におすすめです。
やはりボケがきれいだったので一日を通して前ボケ、後ボケを意識しながら構図を整理して撮影をしました。
一見何の変哲もないシロツメクサですが光の入り方とボケでとても珍しい花が咲いているような感じがします。
アスペクト比の選択肢が豊富というのもPanasonic機の魅力の一つです。
4:3、3:2、16:9、1:1などポピュラーなものから65:24や2:1などパノラマのような比率で楽しむこともできます。
こちらの機能はS9にも搭載されており、こまめに画角を切り替えて楽しむのも面白い使い方だと思います。
今回は横に長い2:1でも撮影してみました。
いつもよりちょっとかっこよく撮影できる気がします。
今回使用したLUMIX S 85mm F1.8は質量約355gと本当に軽く、もう一本レンズを持ち歩いたとしてもまったく苦にならないと思うほどです。
今回はS5で使用しましたが、S9ではより機動性も高く持ち運べるのではないかと思います。
LUMIXユーザー必携の一本であると思います。ぜひお手元にどうぞ。