【Panasonic】VARICAM LUTライブラリを使ってみる
突然ですが、Panasonicが提供している「VARICAM LUTライブラリ」をご存じでしょうか。VARICAM LUTライブラリでは、V-Logで撮影された映像に適用する表示変換LUTやクリエイティブLUTなど35種類のLUTを無償で提供しています。
※LUTはこちらのメーカーページからダウンロードが出来ます(Panasonic VARICAM/EVA1 オフィシャルグローバルWEBサイトが開きます)
このLUTを使用することで、いわゆるフォトスタイルの様に様々なルックを編集時に楽しむ事が出来ます。種類が豊富なので、その中から個人的に使いやすいと感じたLUT10種類を試してみました。
今回、撮影に使用したカメラはPanasonic「GH5S」と「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S.」です。6月25日発売予定の『LUMIX GH5II』にも同様にV-Log Lがプリインストールされています。
Log撮影された映像をRec.709(一般的な色域・ガンマ)に戻すためのLUTをメーカーが提供するのは一般的ですが、これだけの種類を提供しているメーカーはほとんど有りません。
中には、個人的に使いどころの難しいLUTもありましたがなかなか楽しめます。
例えば「MATRIX 1」
[twenty20 img1=”70000223292″ img2=”70000223293″ offset=”0.5″ before=”Log” after=”MATRIX 1″]
映画「マトリックス」をイメージした緑でしょうか。緑が強いので使いどころに迷います。
次は「CYAN 1」
[twenty20 img1=”70000223292″ img2=”70000223296″ offset=”0.5″ before=”Log” after=”CYAN 1″]
シアンと言うLUT名の通り、やや緑みの明るい青となります。
最後に紹介するのが「ROSE 1」
[twenty20 img1=”70000223292″ img2=”70000223299″ offset=”0.5″ before=”Log” after=”ROSE 1″]
これも名前の通りバラ色を意識しているのでしょうか。
今回紹介したもの以外にも様々なルックを気軽に楽しめるので興味のある方はぜひ試してみてください。