【PENTAX】不忍池での蓮撮影を楽しむ
F5.6 / 1/2000 / ISO100 / AWB /カスタムイメージ:雅(彩度-1)
PENTAX K-1 MarkII + HD D FA*50mm F1.4 SDM AW
蓮の見ごろは7~8月。早朝に咲き、昼には閉じるという独特の性質を持つ蓮の花を撮るため、早朝に機材を抱えて上野にある不忍池へとやってきました。
今回使用した機材は『PENTAX K-1 Mark II』『HD D FA*50mm F1.4 SDM AW』『HD DFA150-450mmF4.5-5.6ED DC AW』の3点です。まずは不忍池の遊歩道の近くにある蓮の花を、50mmを使ってぐっと寄って撮影をしました。ペンタックスらしい発色の良い写りが美しいです。
F2.8だと背景のビルがボケ過ぎてしまったので、少し絞ってF5.6で撮っています。
今回の撮影ではカスタムイメージを色々変えて仕上げていますが、赤が飽和する場合は、まず彩度をマイナスに調整してみて下さい。
PENTAX K-1 MarkII + HD D FA150-450mm F4.5-5.6ED DC AW
5~6m先の日陰に咲いている蓮のアップ。ISO800で微ブレを防いで撮影しました。
PENTAX K-1 MarkII + HD D FA150-450mm F4.5-5.6ED DC AW
蓮を撮影する際は「花より存在感の大きな葉をどうさばくか」がいつも課題になりますが、今回はうまくまとめられたと思います。
不忍池の蓮は、池を横断する遊歩道があり近寄って撮れますが、それ以外の場所はどうしても400mmクラスの超望遠が欲しい撮影地です。そのため、150-450mmをメインに、短いレンズは50mmだけと割り切って撮影に向かいました。
今回は超望遠レンズでの手持ち撮影のため、特に近接の時はシャッター速度を稼ぐ必要がありました。ISO400をベースにISO800も積極的に使っています。
蓮の花の見ごろはとても長く、今年もまだまだ楽しめそうです。ぜひ皆さんも超望遠レンズで蓮の花の撮影にチャレンジしてみてください!