使えば使うほど馴染み、自分だけのカメラになる。
そんなデジタルカメラがあります。

上下面を真鍮カバーにした
デジタルカメラとしてはこれまでにないカメラです。

見た目だけではなく
マニュアル操作撮影を好む方には馴染みがある
露出ダイヤル等、カメラを「道具」として意識して
作られていることが分かる造りになっています。

使い続けていく事によって
真鍮が露になっていき、
使い込む事によってカメラとしての
味わいを深めていきます。

このカメラが発売された時のカタログは
表裏一枚の紙だけで紹介する
驚くほどシンプルなカタログでした。

その当時はビックリしましたが
今ならなぜそこまでシンプルなカタログにしたのか
解る気がします。

スペックや機能ではない。
使う人と共に年を重ねるカメラ。

それがPENTAX MX-1。