【PENTAX RICOH愛】慎ましやかな会社です。
片割れの「RICOH」は「サンキュッパ」で大々的に広告をあげているの比べ
「PENTAX」は慎ましやかなものです。
1957年に世界で初めてクイックリターンミラーとペンタプリズムを
両方搭載した一眼レフカメラを発売していますが
世界初だぞと宣伝に使わず過去の栄光にもすがりません。
蛍石(フローライト)というと皆様「Canon」と思われますが
1968年に「ウルトラアクロマチックタクマー85mmF4.5」にて
世界で初めてカメラレンズに採用しています。
「フローライト」「フローライト」と騒がず
石のオブジェなど作って配りません。
1971年にマルチコーティングといっても2層が常識だったコーティングに
最大7層膜を施した「スパーマルチコーティング」を発表して
光学工業の大きな話題になりました。
金文字で大きく「S」なんてレンズには入れません。
「Super-Multi-Coted」と慎ましく刻印しただけです。
1983年「smc PENTAX M*300mm F4」を発売します。
このレンズ「EDガラスレンズ」を使っていますが商品名には表記されていません。
表記されていない理由は
「色の収差の為に使用したのでなくレンズをコンパクトにするためなので表記していない」と
「EDガラスレンズ」使用しているんですから表記しても問題はないのに本当に慎ましいことです。
まだまだ世界初めての技術などありますが派手に宣伝はしません。
「PENTAX」は本当に慎ましやかな会社です。
ペンタックス愛好者皆様、もっと「PENTAX」の良さをアピールしましょう。