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【Photo Movie】FUJIFILM FinePix F200EXR

【Photo Movie】FUJIFILM FinePix F200EXR

【スーパーCCDハニカムEXR FUJIFILM FinePix F200EXR】

画期的な「スーパーCCDハニカム EXR」搭載のデジタルカメラ「FUJIFILM FinePix F200EXR」は、人間の眼のメカニズムに近づけたCCDで夜景や室内写真がみちがえるほどキレイに撮れるカメラとして2009年に登場しました。
現在のFUJIFILMが展開するデジタルカメラは、カメラのアナログ的な操作感とデジタルの融合、いかなる時も頼れるレンズをカメラに装着することで最高の写真表現の可能性へと変えてくれる「Xシリーズ」です。以前は「FinePix」というブランド名のみが使われた時代があり、今回ご紹介するFinePix F200EXRは、そのFinePixブランドを代表するモデルです。

【スーパーCCDハニカムとは】

FUJIFILMのカメラと言えば「スーパーCCDハニカム」、富士フイルムが開発した八角形のハニカム構造を採用したCCDイメージセンサーの名称で知られています。
簡単に説明するとCCDセンサ自体の形状を8角形にして45度傾けて配置することで、集光面積が広がり、高感度、低ノイズ、高ダイナミックレンジを得られるとされています。とにかく暗部の撮影でもキレイに簡単に写真が撮れる優れもので、このセンサーによってレンズに手振れを搭載することなく、ブレない写真を撮ることができるわけです。

【F200EXRの大きな特徴】

当時の新開発1/1.6型スーパーCCDハニカムEXRは、「高解像度」、「高感度」、「広ダイナミックレンジ」に対応する3つのモードを撮影シーンに応じてダイナミックに切り替えることができるという大きな特徴を持っています。
明るいところでは細かい部分まで緻密に再現できる高解像度を活かし、暗い場所では高感度を活かしてできるだけ明るくキレイ(低ノイズ)に写します。そして、明暗差の大きいシーンでは広ダイナミックレンジにより、白飛びや黒つぶれを抑えた写真が撮れるというわけです。
リバーサルフィルムのような色効果(再現)が得られる「フィルムシミュレーション」をスリムタイプのモデルで初めて採用、またシャープな印象を与える「ナローシェープデザイン」を採用したボディ外観は、その時代を体現しています。

【F31fdの真の後継機】

第9回目となる「Photo Movie」でご紹介したFinePix F31fdは、かなり使えるカメラとしてFinePixを代表するモデルの中の一台です。今回のFinePix F200EXRは、更にその上を行くF31fdの真の後継機となるモデルです。
このF200EXRの本体カラー「ブラック」ですが、ブラックというよりグレーに近い色で、表面処理が光沢仕上げの色なので意外と新鮮に感じられます。そしてレンズの仕様が28~140mm相当/F3.3~5.1の光学5倍ズームなので、28mmからスタートするズームレンズの使い勝手や描写性能にも多くの人が満足するモデルとして大ヒットしました。

現在の「FinePix」は、タフネス性能を備えたアクティブカメラFinePix XP140というアウトドアシーンで活躍する防水カメラを展開しています。

【FUJIFILM FinePix F200EXR Movie】

ただいま、マップカメラが運営する「カメラ」をカッコよく、魅力的に紹介するインスタグラム「自機自賛」でもご覧いただけます。是非こちらも【jikijisan_mapcamera】チェックしてみてください。
今後も「PhotoMovie」では過去から未来へ時代とともに、皆様の期待に応える新製品から懐かしいカメラまでご紹介していきますのでよろしくお願いいたします。次回の「PhotoMovie」はどんなカメラが登場するのか、お楽しみに!



[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:20年09月14日 12時00分 ]

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