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【Photo Movie】RICOH GR

【伝説のGR】

GRの出発点は1996年10月に発売されたフィルムカメラGR1から始まりました。マグネシウムボディの高品位な仕上げと小型軽量に、内蔵された28mmF2.8のGRレンズは、当時の一眼レフカメラ交換レンズの描写を超えるほどの優れた性能を発揮し、大注目でした。
こうしてフィルム時代からデジタル時代になり、新しくデジタルカメラとして生まれ変わってから17年の時を経て、GRは再びGRへ脈々とその基本スタイルを守り続けて、2013年5月に新生GRが登場します。
デジタルのGRシリーズとして五代目となる新生GRは、画質はもちろんのことボディバランス、操作性、メニュー体系などあらゆるものが一新され、これまでの従来機種と比べても飛躍的進化を遂げた印象を受けます。

【GRの注目すべき進化①】

APS-Cサイズの新型イメージセンサーは、今までの約1/1.7型の小型CCDセンサーから一気に大型APS-CのCMOSセンサーに劇的ともいえる変化を遂げました。さらに、光学ローパスフィルターをなくすことで高解像力レンズの優れた描写力を発揮します。これまでにない規模のリニューアルであるため、GRファンのみならずたいへん気になる点です。


【GRの注目すべき進化②】

新設計の28mm F2.8レンズは、フィルム時代から定評のあるGRレンズの最新型で、描写性能だけでなく、高速AF、高速起動など高いレスポンスを備えたレンズを搭載しました。フィルム時代のGRシリーズを知る者や、これまでのGR DIGITALシリーズではボケの表現に限界を感じていたユーザーにとって朗報と言えます。

【GRの撮影機能】

カメラ内RAW現像機能は、RAWで撮影しておけば、そのままカメラ内でホワイトバランスなど変更して、現像処理したのち新しいファイルとして保存が可能です。
このほかにも活用してほしい機能としてクロップモードと言う機能があります。ボディ横のEffectボタンまたはFnボタンに機能割り当てしておくと素早く28mmから35mm、47mmへと画角の切り替え撮影が可能、より被写体を画面に引き寄せたいときなどに便利です。

【無限のRICOH GR】

GRを使う最大の理由は、コンデジの表現限界を超えた上質な画質とポケットに入るコンパクトサイズのカメラなのに高性能ということにつきると思います。もうGRに撮れないシーンはないと言っても過言ではありません。初代GR DIGITALから変わらない操作性のおかげで、撮影することだけに集中できます。変わるべきモノと変わらざるモノ、道具としてのカメラとは、常に身近で使うカメラとしてバランスが良くて長く使えるGRの可能性は無限大です。

【RICOH GR Movie】

ただいま、マップカメラが運営する「カメラ」をカッコよく、魅力的に紹介するインスタグラム「自機自賛」でもご覧いただけます。是非こちらも【jikijisan_mapcamera】チェックしてみてください。

カメラや写真の世界において歴史が始まって以来の大きな変化を遂げた時代となりました。今後も「PhotoMovie」では過去から未来へ時代とともに変化するカメラから懐かしいカメラまでご紹介していきますのでよろしくお願いいたします。次回の「PhotoMovie」はどんなカメラが登場するのか、皆様の期待に応えられるよう尽力いたします。是非、お楽しみに!

 



 



[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:20年10月05日 12時00分 ]

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