【Photo Movie 2021】FUJIFILM FinePix X100
【Photo Movie 2021】
2021年も残すところあと3か月と早いものですが、正に激変した時代に突入したのではないでしょうか。
これからもまだ辛く大変なことが起こると予想されますが、それは悪いことばかりではありません。
絶望的な状況の中でこそ、いかに希望をもって生きるのか、また強い意志を持って生きていけるかが鍵になります。
この激動の時代を乗り越えて、心も体も一日も早く落ち着いた生活を取り戻せるよう心より願います。
さて巷では今、続々と復刻商品が誕生しているようです。その理由は人のぬくもりや感謝を伝えながら、さまざまな施策でアニバーサリーイヤーを盛り上げることで、古いものが人の心に響くからではないでしょうか。今の時代にとても合っているのかもしれません。今回ご紹介するシリーズもアニバーサリーイヤーモデルです。
【X 10th Anniversary】
初のXシリーズ機「FUJIFILM X100」は2011年3月5日に発売されました。当時の名称は「FinePix X100」という名でした。
Xシリーズの原点と言えるX100シリーズもモデルチェンジを重ね、最新モデルは5代目となる「X100V」ですが、人気が衰えることのないシリーズです。
2021年は、初代「X」である、X100 が発売されてから記念すべき10周年を迎えます。
今回は初代「FUJIFILM X100」をご紹介しながらXシリーズの想いと願いをお伝えできれば幸いです。
【Xの誕生】
X100を語るに忘れてならないのが、独創的な「ハイブリッドファインダー」です。
このファインダーがあるカメラこそXシリーズと言っても過言ではありません。
両手で構えてファインダーをのぞき、どう撮りたいのかを考え被写体を狙う。
確かな手応えを感じながら自分の手で設定をして、自分だけの心に残る作品に出会う。
最高の写真を撮りたいという願いと最高の一枚に出会いたいという想い。
この願いと想いを叶えるため、最高の写真表現を実現するため、光学性能、操作性、携帯性、ボディとのバランス。
このすべてが揃うことで、思う存分に写真を撮ることができるのです。そしてあらゆる可能性の中から、最高の一枚が生まれるわけです。
【FinePix X100の魅力】
光学ファインダーと電子ビューファインダーを自在に切り替えて撮影ができる新感覚のハイブリッドビューファインダーは、撮影者の視覚と頭脳となる革新のビューファインダーで、見るだけで心が踊り、胸が高鳴ります。
バランスのとれた高品位な描写性能を発揮するフジノン23mm F2の単焦点レンズは、被写体に対しての構図や配置のとり方に幅広く対応できる焦点距離です。またフレーミングに対する迷いをなくすことができるのも単焦点ならではの魅力です。
【新感覚のFinePix X100】
フィルムを選ぶ感覚で、色再現の傾向と階調表現をバランスよく使い分けられるフィルムシミュレーションモードは、見た目に自然なPROVIA、メリハリのある階調と鮮やかな色調のVelvia、滑らかな階調と優れた肌色再現のASTIA、フジクローム独特の作品表現を楽しむことができます。
「写真を撮る道具」として原点に戻り、フィルムカメラのように満足感を感じるカメラらしい色合いと佇まいに、持ち歩きやすいサイズ。
カメラのアナログ的な操作感とデジタル先端機能の融合から、もう一度撮る歓びを知ることができる、使い込むほど愛着が湧くカメラです。
最後にX100とは、「持つだけで幸せになれるスペシャルなカメラ」だと感じました。
カメラや写真の世界においても歴史が始まって以来、驚くほどの変貌を遂げる中で過去から未来へ時代を越えて記憶に残るカメラは必ず登場します。そんなカメラを今後も「Photo Movie」ではご紹介していきたいと考えております。皆様の期待に応えられるよう尽力いたしますのでこれからもよろしくお願いいたします。それでは次回もお楽しみに。
今でも続くX100シリーズのお買い物はこちらから。