歴史的価値のある逸品、希少な限定モデルなどマップカメラが持つ選りすぐりの逸品を集めたプレミアムコレクション
本記事はそのプレミアムコレクションの中から厳選されたアイテムを“PREMIUM ARCHIVE”と称し、その魅力を動画と共に紹介してまいります。
本日もその中から、魅惑の逸品＆名品をピックアップ！
#02の今回はHASSELBLAD「907X スペシャルエディション ON THE MOON SINCE 1969 専用アクセサリーセット」をご紹介

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HASSELBLADのカメラは人類史上初めての月面着陸を、アポロ11号に搭乗した3人の宇宙飛行士とともに果たし、歴史的瞬間を記録し、そのまま月面に残されました。本モデルはその50周年を記念したモデルです。
通常モデルである907X 50Cの発売に数ヶ月先行し、数量限定で発売された大変貴重な1台です。

1969年。アポロ11号が月面へ飛びたち、7月20日に人類は初めて月面に着陸しました。
アポロ11号のミッションで撮影に使われたカメラは3台あり、シルバーのHasselblad Data Camera (HDC）、ブラックのHasselblad Electric Camera（HEC）、そしてもう1台のHECでした。最初のカメラは宇宙飛行士アームストロング氏が月面を撮るのに使い、2台目は月面着陸船の中で使われ、3台目は月軌道を回るアポロ司令船に乗った宇宙飛行士マイケル・コリンズ氏が使いました。
3台のうちコリンズ氏が使用したHECは、アポロ11号のミッションから地球に持ち帰られたカメラです。

907Xスペシャルエディションは、907XカメラボディとCFV II 50Cデジタルバックで構成され、マットブラックの仕上げはコリンズ氏が使い地球に持ち帰ったHECを思い起こさせます。

デジタルバックには”On the Moon Since 1969”と記され、50年前に月に残されたHDCとHECを記念しています。
このプレートも過去のHASSELBLADが出した限定モデルや記念モデルを彷彿させ、ファンにはたまらない演出でしょう。

HASSELBLADはそれ以降もNASAと協力し、最後のアポロ17号まで計画における歴史的瞬間を捉えてきました。
アポロ計画の間に12台のカメラが月面に残されました。
この907Ｘを持ちシャッターを切るたびに、宇宙や月、宇宙飛行士達や関わったスタッフ達、残された12のカメラへ思いを馳せる。
当時を生きていた方も、そうでない方も果てしない宇宙のロマンを感じていただけるカメラに仕上がっています。

本日ご紹介したこちらの商品は907X ON THE MOONに合わせ製造・販売された、ブラック仕上げのファインダー、グリップをセットにした商品です。
正確な製造数は不明ながら、流通量はかなり少ないとされ、カメラ・ファインダー・グリップいずれも貴重であり、全てを購入できたユーザーはあまり多くないと思われます。

是非手に入れて当時の感動をその手にしてください

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