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【RED】KOMODO-X Z mountの真価に迫る~総集編~

【RED】KOMODO-X Z mountの真価に迫る~総集編~

昨年Nikonによる子会社化が話題となったRED。
今年2月にZ CINEMAシリーズの第一弾として、REDからKOMODO-XにニコンZマウント仕様モデルが登場しました。
Super35センサーを搭載したKOMODO-X Z mountに焦点を当てて、Zマウントになって新たに登場したKOMODO-Xの真価に様々な角度から迫っていきます。
今回は総集編をお送りいたします。

目次
  1. REDとは?KOMODOとは?
  2. Zレンズと動画撮影
  3. ソニーEマウントレンズを使う
  4. シネマカメラにオールドレンズをつけるとどうなる?
  5. まとめ

Vol.1~REDとは?KOMODOとは?~

【RED】KOMODO-X Z mountの真価に迫る Vol.1~REDとは?KOMODOとは?~


KOMODO-X Z mountの全体画像
KOMODO-X Z mountのマウント部分

Nikonによる子会社化とZマウント搭載機種の発売で話題となったRED。デジタルシネマのパイオニアとしてひときわ輝く映像制作機器メーカーです。そしてそのREDが発売しているシネマカメララインの一つがKOMODO。Super35mmセンサーを搭載し、拡張性の高い箱型ボディが特長となっています。

RED controlというアプリでKOMODO-X Z mountを操作している様子

プロの現場での使用を第一に考えているため機能はこれでもかというほどに豊富です。
設定項目はかなり多いですが、ボディ上面に備えられたモニターを使用することで簡単に設定が可能。さらにスマートフォンにアプリをインストールすることでスマートフォン側からも設定を変更することができます。

 

Vol.2~Zレンズと動画撮影~

【RED】KOMODO-X Z mountの真価に迫る Vol.2~Zレンズと動画撮影~

それでは実際に動画撮影にチャレンジしていきます。

LUTを適用する前と後の比較

RAW動画撮影の魅力は何といっても編集の自由度。右側の編集前の画を編集することで、左側のような色にすることができます。スチルでのRAW現像のようにホワイトバランスや露光量を調整できるのはもちろん、LUTと呼ばれるプリセットを適用することで雰囲気のある画作りも可能です。

KOMODO-X Z mountにNikon Z 28-135mm F4レンズを装着した様子KOMODO-X Z mountにNikon Z DX 12-28mmレンズを装着した様子KOMODO-X Z mountにNikon Z 50mm F1.8Sレンズを装着した様子

使用したレンズは
・NIKKOR Z 28-135mm F4 PZ
・NIKKOR Z DX 12-28mm F3.5-5.6 PZ VR
・NIKKOR Z 50mm F1.8S
の3本です。いずれもニコンZマウント純正のレンズで、かつすべてがKOMODO-X Z mountで正常に動作いたしました。
高性能なZレンズの写りをシネマカメラクオリティの動画撮影にも生かすことができます。



 

Vol.3~ソニーEマウントレンズを使う~

【RED】KOMODO-X Z mountの真価に迫る Vol.3~ソニーEマウントレンズを使う~


KOMODO-X Z mountにソニーEマウント用のGレンズを装着した様子

ニコンZマウントの特長の一つが「フランジバックが短い」ことです。
この特長を活かせば、多くのマウントのレンズを使用することが可能です。
今回はソニーEマウントレンズを使用してみます。
ミラーレス一眼用レンズはフランジバックが短いために基本的にマウントアダプターを介しての使用ができませんが、ニコンZマウントに関しては他マウントに比べてさらに短いため、このような使い方が可能となっています。

撮影した動画がこちらになります。
・Nikon Z mountのカメラとSONYのミラーレス一眼カメラを同時に使用されている方
・SONYのミラーレス一眼カメラを使用されている方で、REDを使用して動画撮影されたい方
・Eマウントでしか販売されていないブランドや焦点距離のレンズを使用されたい方
に特におすすめしたい使い方となっております。












 

Vol.4~シネマカメラにオールドレンズをつけるとどうなる?~

【RED】KOMODO-X Z mountの真価に迫る Vol.4~シネマカメラにオールドレンズをつけるとどうなる?~


KOMODO-X Z mountにLeica Summicron 35mm F2 8枚玉を装着した様子
KOMODO-X Z mountにLeica Summilux 50mm F1.4 初代を装着した様子

マウントアダプターを使うと、最新レンズだけでなく、往年の銘レンズも同様に使用することが可能となります。
まずはライカMマウントレンズを装着した例をお届けします。
使用したレンズは『Leica ズミクロン M35mm F2 (8枚玉)』『Leica ズミルックス M50mm F1.4 初期型』になります。
見た目の面でも、シルバーのレンズとブラックのアダプター、ゴールドのZマウントの配色もとてもマッチしています。


Leica ズミルックス M50mm F1.4 初期型を使用した作例

オールドレンズ特有の、絞り開放のヴェールをまとった様な滲みと柔らかさが伝わってきます。


KOMODO-X Z mountにAi-S Nikkor 50mm F1.2を装着した様子

続いて、Nikonのマウントアダプター「FTZII」を使い、Nikonのオールドレンズ「Ai-S Nikkor 50mm F1.2」を使用してみました。


F1.2の開放で撮影した動画の切り出し
F2.0に絞って撮影した動画の切り出し

絞りを変動させた際の描写の変化を楽しむことができます。
今回リハウジングなどはしていないスチル用のレンズを使いましたが、これでも十分撮影を楽しむことができます。すでにオールドレンズを使用されている方であれば、Zマウントレンズを持っていなくてもシームレスに移行ができます。

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

ここまで全4回にわたって、KOMODOの基礎知識からZマウントネイティブでの使用、さらにマウントアダプターを介しての使用を紹介していきました。ですが今回紹介しきれなかった内容もまだまだ多くあります。またRED独自のRAWファイルであるR3Dファイルの編集耐性の高さは、実際に使っていただくと、ブログの文面では伝えきることのできない感動があるかと思います。
敷居の高いと思われがちなシネマカメラですが、分かりやすいUIとコンパクトなボディ、そして拡張性の高さから、本格的な映像作品を作り出してみたいという方におすすめなボディとなっています。新たな表現方法を手に入れたい方へ、是非とも一度お試しいただければと思います。

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[ Category:etc. Nikon | 掲載日時:25年05月30日 17時30分 ]

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