連載中の「カメラを愉しむvol.59」は、『7年にいちどの御開帳！長野 善光寺でRICOH GRIIIxを試す。』をご紹介します。「RICOH GR」シリーズが好きで約15年程 愛用しているのですが、実は私は28mm画角が苦手。

GRがAPS-Cセンサーに変更されてからは、35mmクロップ撮影で使っておりました。そんなわたくしには『待ってました！』という機種。GRIIIxは肌身離さず持っていたい相棒となったのです。

さて、そんな愛機を持って東京からいざ長野へ。といっても新幹線や高速道路を使えば2時間程度のところですが、一般道で寄り道をしながらドライブすることが趣味なわたしは片道約6時間半の道のりです。仕事が終わりそのまま車に乗り込み出発！朝イチで行列のできる長野県上田市のお蕎麦屋さん「刀屋」さんへ。美しい花を見ながらお蕎麦が茹で上がるのを待ちます。

昭和36年創業、「真田太平記」で知られる文豪の池波正太郎が愛した老舗のお蕎麦。ちなみに写真のお蕎麦は「小」で一般的なお店では大盛以上のボリュームがあります。知らずに大盛で！とお願いすると店内のお客様が全員振り向くのです。

それはなぜか？大盛は約1キログラムのお蕎麦が登場するからです。太く硬くコシのある麺はこちらのお店でしか食べたことの無い味。太くコシがありつつも、麵つゆが本当によく絡み美味しいのです。天ぷらもフキノトウなど美味しいお野菜が沢山あり大満足。

麺に飽きてきたら、自家製のお漬物とお蕎麦を交互に食べるのです。このようなシーンでも手軽にグルメスナップができるGRIIIxは最高！以前GRIIIを愛用していましたが、どうしても28ミリだとテーブルフォトには使いづらさを感じたこともありましたので、2台持ちしても良いかもしれません。

善光寺はいったいいつ出てくるのか？と思われてしまいそうですが、上田市民のソウルフード「富士アイス じまんやき」を食べずにはいられないのです。昭和10年創業！長野県で初めてアイスクリームを売り出したお店として知られています。

甘さ控えめでほくほくのたっぷりの餡子。今年の3月末に25年ぶりのお値上げとのことで80円から90円になってしまいましたが、それでも安いと感じます。GRIIIxは食レポカメラとして実に優秀、使いやすい。

善光寺に到着しましたが、もう参道は閉店の時間。食に時間を費やしすぎてしまいました！ギリギリ売店だけは間に合ったので、いつも購入しているだるまさんを購入しましょう。

御開帳にあわせてなんともカラフルなだるまさんが発売されていました。目を入れるのがもったいない。

売店にはシンボルの回向柱建立ミニュチュアも販売されています。

オリジナルの木製御朱印帳も手に入れました。4000円程しましたが、とても豪華でお気に入りです。

次回はもう少し早くお参りに来ようとしばし反省タイムです。

この日はライトアップも行われるとの事でまた後で来てみましょう。

こちらの写真は善光寺の裏山から「71mm 相当」のクロップで撮影を行いました。ISO3200ながら粒状感のあるノイズがとても好印象！これならクロップ撮影も好んで使えるなと思いました。

全て参道のお店は閉店しておりますが、赤い提灯がとても風情があります。

さて、私の一日はまだ終わりません。これから長いロングドライブが再び始まるので腹ごしらえ！またも長野県民のソウルフード。創業40年以上を誇る「国産牛俵ハンバーグ」の人気店 いつ来ても美味しい。もう何キロでもドライブ出来そうです！と意気込んだところで「GRIIIx」はバッテリーが切れてしまいました。

ということでここからはSONYのフルサイズコンパクトカメラ「RX1R」にバトンタッチ！「野沢温泉」へとやってまいりました。先月まで雪が沢山積もっていましたが、すっかり解けて桜が咲き始めていました。

公共浴場は夜23時までつかることができます。使った瞬間に「寿命が3年伸びた」と声が出てしまいそうです。浴槽の写真は撮影できないので、動画でご覧いただき本日のブログは終了となります！

きっとゴールデンウィークはとても混み合うことでしょう。本当に素晴らしい泉質です。ぜひお気に入りのカメラをもってゴールデンウィーク観光に出かけてみてはいかがでしょうか。

そしてGRIIIxの唯一の不満点はバッテリーの持ち、ぜひご購入の際は予備バッテリーをお買い求めいただくことをお勧めいたします。