【RICOH】GRⅢと千葉ポートタワー・ポートパーク
晴れた日は東京湾越しの富士山や東京スカイツリーも一望できる千葉港のシンボル『千葉ポートタワー』。
今回はこの「千葉ポートタワー」を中心とするポートパーク内へ、いつもの相棒「GRⅢ」をポケットに忍ばせ撮影してきました。
市内を車で走っているだけでも目に入ってくる細長いビルのようなタワーは、
県民500万人突破記念として1986年に建てられた125メートルの高さを誇る観光施設です。
簡単ではありますが千葉ポートタワーについて少しご説明いたします。
1階は入場無料で、土産が置かれている売り場とコンビニエンスストアなど、2階(地上105メートル)には「恋人の聖地」に認定された「サンセットプロムナード」、3階にはレストラン、4階の地上113mの展望フロア「ビュープロムナード」北側からは幕張メッセや千葉ロッテマリーンズのホームグラウンドZOZOマリンスタジアム、オフィスビルやホテル等の高層ビルなど幕張新都心エリアを見ることができます。
西側からは東京タワー、東京スカイツリー、夜には葛西臨海公園の大観覧車など特徴ある東京湾の夜景を楽しむことができます。
さて今回は被写体として絵になるポートタワーをさまざまな角度から撮影してみました。
また普段あまり使用することがないGRⅢの特徴でもあるイメージコントロールという設定で、前から気になっていた「モノトーン」に挑戦。
イメージコントロールは全部で11種類。彩度やコントラストなどがあらかじめ調整されていて、特徴的な写真を残すことができます。
その中でも標準のモノトーンに対してハードな固い印象となるハードモノトーン(HardBW)を選択しました。
コントラストが高めで、「光と影」を表現したような作品に生まれ変わり、印象が激変します。
ポートパーク園内には快適な人工海浜と緑地が広がっており、バラ園など多くの施設が設けられ、近代的な景色を自然の調和で彩っています。
芝生エリアではイベントの開催も可能な円形芝生広場やその他にもプライベート風で落ち着く空間の展望の丘などが広がっています。
季節を問わず快適に歩けるシーサイドはのんびりと散策したい人にはうってつけです。
ポートパークの園内から見る海とサンセットもまた格別で、駐車場が無料なこともあって、時間を気にせずに利用できます。
また人が少ないので人目を気にせずのんびりくつろいで過ごせると思います。
単焦点レンズであること、モニターが動かないこと、ファインダーやストロボが組み込まれていないことなど、
GRⅢは一見不便そうなカメラでもあります。
しかしカメラで大切な要素のひとつでもあります携帯性、GRⅢを手にするとそのサイズに驚くはずです。
物質的な面だけでなく必要のない機能などを取り除くことで、迷うことなく精神面も軽くしてくれるカメラ。
GRの魅力にはまり使い続ける理由、「心まで身軽になれるカメラ」ということを改めて気づくことができました。
1日の撮影にはバッテリーが2個くらいあると安心、予備バッテリーは必要だと感じました。
また次回もスナップシューティングカメラ「GRⅢ」で、どんな世界が待っているのか楽しみです。