もう5年以上の相棒となったRICOH (リコー) GR II。
昔は一眼レフカメラに、予備のレンズを1~2本常備しての散歩が当たり前でした。
コンパクトさと手ブレ補正が無いという潔さに惹かれ、手にしたのが始まりです。
そんな相棒を、今回初めてフィルターでドレスアップしました。

使用したのは、
・RICOH GR II
・RICOH フード＆アダプタ GH-3
・Kenko ブラックミスト No.05　49ｍｍ

『Kenko ブラックミスト No.05』は、公式キャッチフレーズが『映画のワンシーンのように…』。
この時点で映画好きの私は興味津々です。
すでに発売されていた『Kenko ブラックミスト No.1』のソフト効果を半分にしたとのこと。

コンパクトさはなくなりましたが、フィルター名の印字が素敵です。

早朝の公園で試し撮りをしました。
まずはフィルター無しの写真です。

そして、フィルター有りの写真です。

影の部分のコントラストが弱まり、全体的に柔らかい印象になりました。
まだまだ寒い季節、日差しを探しながらのお供には最適です。

ここからはすべて、フィルターを着けて撮影しました。

朝日が幻想的です。しかし周辺の黒の締りはさすがGR IIです。

マクロモードで苔を撮影してみました。
背景のボケが柔らかく、苔のコントラストも優しくなりました。

ここからは1カ月半、散歩の中で撮影した写真達です。
早朝の直接差し込む光に比べ、ソフト効果はすこし弱くなりますが、試行錯誤しての撮影は楽しいものです。

大木を見上げての撮影。

散歩の途中、赤く色づいていました。

まるで頭だけスポットライトを浴びているようです。

こちらは日差しが当たっていません。
コントラストは抑えられますが、やはり日差しのある被写体の方が、フィルターの効果が実感できます。

フィルターの効果が出るように試行錯誤しながらの撮影は、思い通りにいかない事の方が多いですが、
その過程がとても面白く、新しい発見があった時の喜びはひとしおです。
これからも、発見と喜びの毎日でありたいものです。